【観戦後の雑感】2024 J2第1節 岡山×栃木

皆さん、こんにちは。
23日から順次開幕したJリーグですが、ファジも本日初戦を迎えました。各種記事からチームが好調ということは、何となく伝わってきていましたが、蓋を開けてみないと、実際のところはわからないもの。
うにがしらは、年甲斐もなくドキドキしながらDAZNで観戦したのでした。
結果は、皆さんご存じの通り快勝。これ以上ないスタートを切ることができました。
今節の試合について、簡単に記録しておきたいと思います。
※ど素人なので、人へのフォーカス中心です。


寸評

お互いに選手が大きく入れ替わった中で2024の初戦を迎えた。
序盤は、やや岡山が優勢な形で進む。
しかし栃木も前線の2TOPが起点となり、セカンドボールを回収していたためヒリヒリする展開が続いた。ここで何らかの形で、栃木が先制していれば流れが大きく変わっていた可能性が高い。
しかし前半の終盤に差し掛かる中で、岡山が徐々にゴールに迫る回数が増える。その中で、前半36分に、木村太哉がペナルティエリア内のドリブルからゴールし、先制に成功。これで岡山に流れが大きく傾く。
後半に入っても、岡山はペースを落とすことなく優勢に試合を進め、グレイソンが追加点。従来の岡山ではあまり見られないCFがグラウンダーのクロスを落ち着いて流し込む崩しだった。
栃木は、後半の選手交代で勢いを増そうとするが、盛り返すことはできず。岡山としては、栃木の本日のキーマンが退いたことで、むしろ試合を進めやすくなったか。
後半ロスタイムに、セットプレーから柳育崇が押し込み、岡山は幸先の良いスタートを切った。

岡山で印象に残った選手

No.27 木村 太哉
今日は、とにかくキムタカでしょう。今シーズン、ユニフォームの番号をこの人にした俺は、勝ち組。
岡山でキャリアを始め、サポーターの人気も高い選手がシーズンの号砲を鳴らすという展開は胸熱。得点シーンは、甲南大時代のプレーを観ているようで、うにがしらはゴールが決まった瞬間「それが観たかった…!」と、泣きそうになりました。まだ本調子ではないようなので、怪我に気を付けて出場を続けてほしいです。

No.18 田上 大地
XのTL上でも、皆さん触れられていますが、ビルドアップが素晴らしい。個人的には、前半のプレーで、最終ラインでターンをしながらボールをキープして栃木の前線の選手を誘い込んでから、前線にパスを送ったプレーを観て、「そんな個人戦術がある選手なの?!」とびっくり。あと1試合通じて「CBからの縦パスって、そんなにポンポン出るものなんだ」と思いました。1対1でCFを抑えきっているところも頼もしく、今後「田上選手が不在だったらどうするの問題」が勃発しそうです。

No.19 岩渕 弘人
プレーを本格的に観たのは始めてだったのですが、今シーズンのチームにマッチしたプレイヤーだなと。色々な位置でボールを受けることができる。キックの精度がよい。ルーズなボールに足を伸ばして相手ボールにさせない。等々、この人も不在になると影響が大きそうです。後半開始すぐのミドルシュートは圧巻。リプレイを観ると軽く足を振りぬいており、それであの威力は、いわきFCで培ったものか、身体に秘めたパワーを感じました。

全員、書きたいぐらいですが、(うにがしらが)大変なので、今回は、このくらいで。グレイソン選手、藤田選手、阿部選手も印象深かったです。

栃木で印象に残った選手

No.6 大森 渚生
今試合の栃木のキープレイヤーだったと思います。
前半序盤の左サイドのペナ付近で柳貴博選手を振り切ったプレーはヒヤリとしました。それ以外でも、最終ラインから前線まで左サイドでポイントを作っており、特に攻撃で局面を有利にするプレーが印象的でした。後半途中で交代になったときは正直なところ、ほっとしました。

No.27 丹野 研太
岡山のシュートが甘ければ、ことごとく防ぐというパフォーマンス。この人にシュートを止められ続けられていれば、ファジとしては悪い流れのサイクルにはまっていたでしょう。

No.42 南野 遥海
昨季J3でブレイクした選手は、やはり怖かったです。今日の試合は、うまく抑えることができており、具体的にこれといったプレーはなかったと思いますが、ボールを持つと、何かを起こしそうな雰囲気がありました。

終わりに ー2024のスタートは、様々な変化を感じる結果にー

本日の試合ですが、正直に言うと「思ったほど快勝できなかった」というのが最初の感想だったのですが、あらためて振り返ると「やはり強くなった」という結論に落ち着いています。
「快勝できなかった」の意味ですが、特に前半の序盤は、個人的にそこまでプレスがハマっている感じがなかったことと、昨季のようにボールを保持して押し込んでいる時間を長く感じなかったためです。何というか、終盤はともかく相手をずっと相手陣地に押し込んで慌てさせているという感じではなかったのかなと。
しかし実際の結果は、複数得点とクリーンシートであり、要所要所を締めていたということでしょう。
先に丹野選手について触れましたが、今日は当たり日に近かったのではないでしょうか?今までであれば、そこでの膠着から相手の流れに・・・という所でしたでしょうが、本日は、立ちはだかる壁を淡々と叩き続けて壊した、という趣がありました。
また試合をクローズする段階のボール回しはスピードが速く、相手にボールを触らせない時間の使い方がなされました。個人的には、これが本日一番の驚きで、さらにそこからのダメ押し。
落ち着いて考えると、勝負所を押さえてこその結果のように思えます。
次節でも、こう言った動きが継続されるか、注目していきたいです。

さて、チームとしては、激しい競争も繰り広げられているとのこと。
となると次節連勝して、3/6(水)のルヴァンで勝利することは、今後を占う大きなポイントとなるでしょう。調子のよいチームに挑んでいくための最初の山場が早速やってくると言えそうです。

最後に。
本日DAZNで観ていて、応援の声は昨季より響いていたと思います。
現地応援の皆様、お疲れさまでした。

それでは、また!

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