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日記を書こうと思う/7冊本を買った

 日記を書いてみようと思う。

 理由はいろいろある。一つは、4月から仕事・住む土地・家が変わったから。案外、通常運転でやれているのだけれど、やっぱりここまでがらっと全てが変わると、自分が自分として接続していくために何かしないとなという感じがする。日々の発見や変化もあるので、時々の手触りを残したいのもある。

 二つ目は、何でもいいので書き続けたいから。業務日誌とか相談記録とか、毎日の仕事上必要な記述について「いいね」と言ってもらうことが多かったけど、今度の仕事はそういうものはなさそう。10数年前に恩師に言われた「君はなんでもいいからとにかく書き続けなさい」という言葉を真に受け続けているせいもある。魔法であり呪いの言葉だが、せっかく続けてきた筋トレをやめたくない。今日買った本に、なんか書きたいけど何から書いたらいいかわからない人は日記がいいと思う、と書いてあり、そうだな、と思って、そうすることにした。

 三つ目は、いま自分が朗らかで健やかで、そういう陽のモードのときに内的な文章を書いたことがなかったから。今まではどちらかというと、書いて吐き出すことで自分を保ってきた、生命維持の側面が大きかったけど、今の私は、私のハッピーな表現に興味関心がある。この2年くらいをかけてフルモデルチェンジ(といっても過言ではない)した自分を試してみたい。

 きっちり毎日は現実的でないので週報くらいになるだろうか。実はさっきノートパソコンが壊れた(今これはスマホで書いている)こととかもあるんだけれど、とりあえずやってみる。

 今日は行ってみたかった本屋(三軒茶屋のtwililight)に行って、7冊も買った。4冊買って、チョコレートとバターのバゲットサンドイッチとコーヒーと読んで、また店内をうろうろしながら3冊買って、席に戻って読んだ。メニューの説明がいい。

 本棚の並びを見ているだけで、ここには居場所がある、ひとりじゃないんだ、と存在を赦された気分にもなったし、未知への好奇心で心拍数があがるようなゾクゾクした気分にもなった。はじめて行く街にもこういう場所がある、むしろ都市に出たことでこういう繊細なピントが合う可能性は上がっている、そう思ったらワクワクだ。

 来週、かねてより眼差しを向けてきたme and youの竹中さんがイベントでトークすると聞いて、それも予約した。今まで画面上で見てきた人と、フットワーク次第でどんどん会っていけるんだ、と思うとそれも嬉しい。

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