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必見! 長期インターンのメリット・デメリット

〇はじめに


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■今回の記事の対象

何か新しい挑戦を始めようと考えている大学生


■この記事を読み終わったら分かること

・長期インターンの概観
・長期インターンのメリットとデメリット
・長期インターンに取り組むことがおすすめな人とは?

※今回の記事は
webマーケティング会社、コンサルティングファーム、ベンチャーキャピタルで長期インターンを経験したユニニュース編集部がお届けします。


1.長期インターンとは?


長期インターンとは、一般的に学生が在学中に3ヶ月以上の期間企業や自治体にて就労活動に励むことを指します。就職活動の一環としての数日間のワークショップ(短期インターンと呼ばれることが多い)とは別の機会です。なお、海外インターンは長期インターンとして語られることが多いです。

2.長期インターンに取り組むメリット

・会社で働くイメージが掴める

これが恐らく、最もわかりやすいメリットなのではないでしょうか。経営層がいて、業務が部署ごとに分かれていて、部署ごとにチームがある。大体の場合には、チームに所属をして上司の指示を仰ぎながら日々業務をこなしていきます。自分1人でこなす仕事と、チームでこなす仕事、1人でこなしつつ他の人と連携する仕事など、様々な人間関係の中で働くイメージがついていきます。

・お金をもらいながら業務の中で特定の知識、スキル、マインドが身につく

アルバイトと同様に、時給(場合によっては業務の遂行度合いによって給与支払い)を貰いながら様々な経験や知識が身につきます。

例えば、webマーケティングの企業であれば、顧客が担当企業の商品をウェブ検索した際に上位で商品に関する情報を見つけることができるよう、SEO対策(まとめサイト作成、SNS運用、その他諸々)をするなどの業務が考えられます。

その他にもコンサルティングファームであれば、
担当企業の課題解決のために、必要な情報を定義し、それに基づいて情報をリサーチしたり、資料を作成したりします。時として、上司とクライアントの面談に同行したり、単独で案件を任されたりといったこともあります。

「なんだか面白そう、、!」そう思ったあなたこそ、「実際そんなに甘いもんじゃないぞ」ということを知るためにも長期インターンをやるべきかもしれません。

かっこよく聞こえる業務は思ったより地味で、時間がかかり、上司から時として辛辣なフィードバックを受けながら成果物を突き返されたりします。それでも折れずに頑張って業務にあたる中で仕事をする際の工夫がわかるようになります。

具体的には、目的に沿うような業務をする(=無駄なことをしない)ことや、上司や同僚とストレスなくコミニケーションを取ること(結論ファースト、指示の背景まで聞いて仕事に取り組む、情報共有の仕方を意識する、など)が段々と身に付いていきます。

視覚化できるスキルはもちろんですが、どちらかというと目に見えないソフトスキル、特に仕事上のコミニケーション能力が向上するのが長期インターンの特徴と言えるかもしれません。一般的なアルバイトでも数字を追う姿勢や、期限通りに仕事を完遂する姿勢は身に付きますが、パソコンを用いたり、to B(企業向け)の仕事をしたりすることができるという点で長期インターンは貴重な経験になります。

・社会人の上司ができ、様々なことを学べる


これもまた大きなメリットです。サークルや、部活動、学生団体だと歳の近い先輩から仕事を聞いたりすることから「圧倒的な実力差」を感じながら仕事をする機会は少ないことと思います。もちろん、優秀な先輩などがいる場合もありますが大体の場合は自分と似たような思考プロセス、コミニケーション能力の人が多いでしょう。

しかし、長期インターンであれば年齢も離れた上司が存在しその人とともに仕事をすることになります。多くの場合には業務に関する研修があり、必要な知識や考え方が上司からインプットされた上で業務にあたることができます。

就職活動を経験している上司がほとんどだと思うので、キャリアに関する考え方を聞いてみたり、悩みを相談したりと様々な関わりが生まれるのもメリットですね。

・インターン先にそのまま就職することも場合によっては可能

一般的に長期インターンを募集しているのはIT系企業やベンチャー企業、中小企業である場合が多いですが、長期インターン生を正社員として採用することを目的としている企業も一定数存在するらしいです。あるいは、単にアルバイトのような形でインターン生契約したものの実力があるため正社員として採用されることもあります。

そのため、最初は小遣い稼ぎで始めたものの自分の働く場所を得ることに繋がった、なんてこともあるのです。もちろん、最初から入社を狙ってインターンをしてみるのも大ありで小規模なスタートアップなどではそのような採用手法が一般的です。「どんな人と働くのか」「具体的な業務は何か」などがわかっている状態で入社することができるので、長期インターン経由での就活は入社後のギャップが少ないでしょう。

大手企業だとそのような制度が少ないため一般的な短期の数日間のインターンや面接を通しての選考が多いですが、
今後は日本の大手企業も欧米のように長期インターンを通しての採用も増えていくかもしれませんね。

・部活やサークルのように、同年代のインターン生が多い職場だとコミニティとして楽しめる

学生長期インターン生が複数人いる職場だと、同年代で異なる大学の友人ができるため、コミニティとしても楽しめます。業務(=同じ目標)に向かう仲間となるため必然的に距離は縮まりやすいですし、仕事を通じて触れ合っているためキャリア観を考える就活に共に励む友人にもなりやすいです。

3.長期インターンに取り組むデメリット

・場所によってはメリットなし

「激務すぎる、仕事が極端に合わない、上司がパワハラ気質である、テスト前などでも無理矢理業務を押し付けられる、ずっと雑務ばかりで自分の考えや工夫が業務に反映されない、、、」

こんな声が実質的に多いのもまた、長期インターンの特徴です。学生の時間は有限です。授業もサークルも部活も資格の勉強も留学準備もありますもんね。
そもそも何を目的としてインターンをしたいのか、他の活動と比較してインターンは有意義なものなのか、自らを見つめ直して適切な場所を選びたいものです。

・形のいい雑用として扱われることもある

そもそも、企業の視点に立ってみるとわざわざ長期インターン生を雇用するメリットってなんなんでしょうか?端的にいうと「成長の機会を提供する代わりに、正社員と比較して安い時給で働いてもらう」ですよね?
つまりは、ちゃんと自分の意思を持って場所を選ばないと自分の狙いから外れた仕事ばかりを押し付けられてしまう可能性もあるということです。正社員ばりの待遇ならまだしも、得られる知識やノウハウが少なく、人脈もなしにこき使われてしまったらたまったもんじゃないですよね、、

では「いいインターン」の特徴は?というと、

業務を通じた知識・経験や上司からのインプット」が、
他の経験や学習では代替できず、かつ自分の将来に関係がある(or関係させてもいいと考えている領域での)インターン

だと思います。

例えば営業に全く興味がないのに、営業インターンをしても仕方ないですし。単なるインサイドセールス(電話を通しての営業)の長期インターンであれば、既に機会がありふれており希少性は少ないとも言えるでしょうし。
※もちろん、やってみて向いてないことがわかればそれは有意義なインターンと言えますが。

また、長期インターンの時給の相場は1000円から1500円程度、専門性(プログラミング・会計など)がある学生でも3000円程度が相場です。単純にお金が欲しいのなら家庭教師や塾講師のバイトの方がいいですね。

費用対効果の視点でも、「お給料以外に何を得られるか」を熟考したうえでインターン 先を決めたいものです。

4.長期インターンに取り組むことがおすすめな人とは?

ズバリ

目的意識がある人

です。

・将来就職を希望する業界を体験したい人

→是非、目指したい業界に関連する企業で長期インターンをしてみましょう。

・大手企業かベンチャー企業か、大学卒業後にどちらにいくか悩んでる人

→長期インターンはベンチャー企業からの応募が多いです。ベンチャーを深く知るには非常に素晴らしい機会ですね。

・身につけたいスキルがある人

→そのスキルが身につけられる「仕事」ができそうな会社を探しましょう。本章の最後にある2つのサイトがおすすめです。

スキルの具体例としては下記の通りです。

資料作成スキル、プレゼンスキル、営業スキル、マーケティングスキル、ウェブスキル、基本的なパソコンスキル、財務スキル、プログラミングスキル、コミニケーションスキル、ミーティングなどにおける議事録スキル、など
※その他無限にありますが、あえてイメージしやすいようこの範囲に留めます。

・就活の時に語れるネタを作りたい人

これは注意が必要です。というのも、長期インターンは「上司ありきの仕事になりやすい」ということ。
就活面接時には「自分が主体的に周りを巻き込んで何かを成し遂げた経験」が聞かれやすいので、上司ありきで仕事が進むことの多い長期インターンよりリーダーを任される部活やサークル、バイトの方が話しやすいネタを作れるような気もします。
いずれにせよ、将来何をしたいか、今何ができるか、長期インターン先ではどんな仕事が経験できそうかをフラットに考えて、「長期インターンに挑戦するか否か」を決められると良いと思います。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の記事では長期インターンの概観、メリット・デメリットについて記載しました。

目的を明確化させて、興味がある人は是非頑張ってみてください!


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