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ブラジルに90日滞在してみて


使った金額

ブラジルに観光ビザで滞在できるのは90日。サン・パウロ到着後、友人宅にいたのが3日。4日目からはミナス・ジェライス州の田舎でボランティアを始めた。お金をかけずに過ごすことに重きを置いた90日間。使ったお金は134,587円。1日平均1,495円。

  • ホテル泊:19泊

  • 友人宅:13泊

  • WWOOF:29泊

  • Workaway:22泊

  • 空港、バス泊:6泊

この内「WWOOF」29泊で出費したのはたったの約750円。内訳は煙草1箱とハワイアナスのサンダル。物価が安いからとかそういうことではなく、単にどこへも出かけていなかったからだ。
ハワイアナスはブラジルのブランド。日本で買うよりずっと安く買えるが、それも場所によって価格が違っていた。わたしは田舎町で買ったので激安だった。


旅程

サン・パウロ(友人宅)
   ↓
ミナス・ジェライス州「WWOOF」
   ↓
ベロ・オリゾンチ(ホテル泊)
   ↓
リオ・デ・ジャネイロ(ホテル泊)
   ↓
サン・カルロス(友人宅)
   ↓
ポルト・デ・ガジーニャス「Workaway」
   ↓
ジェリコアコアラ(ホテル泊)
   ↓
フォス・ド・イグアス(ホテル泊)

ブラジルは広い。90日滞在してこれしか訪れていない。最後に訪れたジェリコアコアラとフォス・ド・イグアスでは節制した生活から解き放たれて自分としてはわりとお金を使った。

移動手段を調べていると、日本の国土の22.5倍もあるブラジルではバス移動で3日とかも平気で出てくる。さすがにそこまでバスで長時間移動するならもはや飛行機のほうが安かったりするのがブラジルだ。
LCCの「GOL」などは前日に取っても安く移動することができた。

街の中でタクシーを使ったのは1回だけ。元よりいいイメージはなかったが案の定揉めた。


ぼったくりタクシー

ポルト・デ・ガジーニャスからレシフェまでバスに乗り、さらにそこから長距離バスへと乗り換える。
レシフェの街から長距離バスのバスストップへ行く手段が少し面倒だったことと、ちょうどそこにエアポートタクシーという、ちょっと安心できそうなタクシーがやってきたので珍しくタクシーを使うことにした。
しっかりと料金交渉してからタクシーに乗りこんだ。タクシーは1度、ドライバーがコーヒーを飲むためコーヒースタンドに立ち寄った後、プラプラと走り出した。料金どおり行ってくれるか心配だったが、もう乗ってしまったのだからジタバタしても仕方がない。日本のタクシーのようにメーターでもついているのなら心配することもないが、走り出してすぐに、自分の都合でコーヒーを飲むため寄り道するような奴など信用できなかった。
目的地手前でやはり問題が起こった。「交渉した金額はここまでの料金でここから先は別料金だ」などと言う……。インドだ、こんなのはインドでよくある手口だ。そう腹が立ったが、冷静に、交渉したときの話をもう1度繰り返してどうにか相手を説きふせた。残念なことにこんなことは日常茶飯事に起こる。


ブラジルのUber

タクシーよりは安全だと思ってUberは何回か利用した。基本安心して乗れるものばかりだったが、街によってはUberに恐いイメージがあった。それはUberのドライバーとタクシーのドライバーが揉めて巻き込まれる可能性があるというものだった。だから乗り降りするときは気を遣ったし、そういうところではドライバーも慎重だった。これは他の国でもそうだと思うが、空港内などには入ってこれなかったりいろいろと決まりごとがあるようだ。


ブラジルでお勧めの観光地

まずは「この世の楽園」と呼ばれるジェリコアコアラ。広大な砂丘の地にある。そこからもっと西にあるレンソイスは有名だが、こちらはあまり知られていない。現地の人には有名な地だ。「この世の楽園」と呼ばれるくらいなのだから。

ジェリコアコアラ

もうひとつは世界三大瀑布のひとつイグアスの滝。わたしはあまり観光地を訪れていなかったからか、とにかく予想外のスケールに感動した。

イグアスの滝

こんな感じで過ごしたブラジルの90日間。これは2016年9月から12月の旅の記録だ。2024年1月から再びブラジルを訪れるので、その前に振りかえってみた。

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