デザインの説明なんていりません。ビジュアルで勝負しましょう。

「このデザインの背後にあるアイデアは…」とデザインの説明をするのは止めてみましょう。なぜなら、いちいち説明が必要とするデザインは、デザインが欠けている証拠かもしれません。何かを買ったり、食べたり、着たりするとき、説明を待つのではありませんよね？

五感の中でも、特に視覚情報がデザインにおいて最も重要です。デザインを言葉で堂々と説明することは、デザインを言葉で補っている証拠かもしれません。

デザイナーは言葉ではなくビジュアルで語ります。

「いいデザインは言葉を要しません」、逆に「ダサいデザインは言葉を使っても救えない」のです。言葉よりも、製品やデザイン自体が語るべきなのです。

しかし、ビジュアルデザインにおいては、デザイナー自身の外見も最低限は大切です。

デザイナーに求められるカッコよさ

デザイナーは一種のカッコよさを持っているべきです。ファッションに疎いデザイナーは、なんとも言えない存在になりがちです。自身のファッションセンスや外見が、クリエイティブなアイデアをより魅力的に表現する手助けをしてくれるのです。

ミニマリズムやシンプルモダンを語るデザイナーが、自身がぶよぶよで体型が整っていないのは、まるで説明と矛盾しているように感じられるでしょう。自己表現はビジュアルだけでなく、自身のファッションや身なりも含まれています。

ビジュアルが印象を作る

「バカでもいい格好をするだけで他人は好感をもつ」という言葉は、実は一理あります。外見は、他人との交流において重要な要素です。頭が良くても、汚い格好は不快に思われがちです。

私は商売っ気のある母親から「お前はアホやから清潔で身なりのいい格好をしろ、それで少しはかしこく見えると。」と言われて育ちました。外見の印象は、ビジネスにおいても、デザインにおいても重要なのです。

デザイナーの外見が仕事に与える影響

デザイナーとしての成功を望むなら、ファッションセンスと体型にも気を配りましょう。外見の印象は、仕事の成果に大きな影響を与えます。デザイン力だけでなく、自身の外見もブランドとしての一部なのです。

ファッションや体型がデザイナーの成功に与える影響は計り知れません。デザイナーとしての成長を望むなら、プレゼンテーション力を高める前に、自分自身の外見も磨いてみることをおすすめします。