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それ速く走るコツ?ほっこり♡おすそ分け②

 新学期になると、学校では“スポーツテスト”が行われます。
ボール投げや反復横跳び、幅跳び、握力…などなどの測定をします。
あー、あったねぇ。なつかしい!と思われる方も多いのではないでしょうか。
今日は、1年生の体育のひとコマ。

測定日を迎えるまでに 短距離走の練習をすることにしました。
まず、まっすぐ走る。白い石灰粉で引かれた直線と直線の間を まっすぐ走る 練習。
え。そこから!?とビックリですよね。
はい。必要性が認められるため(👓)そこから。
 また、ゴールの線の手前で 急ブレーキで止まる子も複数名います。
そんなときは 包帯のような白いテープの端と端をふたりでもち、ゴールのラインに立っていてもらうと、喜んでテープを切ろうと走り抜けてくれる事が多いです。
でも、なかには 他の子どもがそのようにカッコよくゴールを切る様子も見ていなくて、やっぱり白テープ前で 急ブレーキ、の強者も。
サスペンスドラマのKEEP OUTテープと間違えてるのかもしれませぬ。むむむ。
 また、テープの下をくぐろうとする子も見たことがあります

さて、まっすぐ走ることができるようになったら
次のステージです。
2.3人ずつ かけっこをしたあと
私:「まっすぐ走れたねぇ。かっこよかったよ。」
子ども:誇らしげ
私:「今どんなきもち?」
子ども:「楽しかった」「しんどい」「負けてくやしかった」「1位になりたかった」
私:「もっと速く走りたい?」
子どもたち:うん!うん!うん!
私:「速く走るには いくつかコツがあるそうだよ」
子どもたち:やる気スイッチ入る
私:「いっぺんに たくさん言うと 頭がごちゃごちゃになるから、1つずつね」
「手は ダラーンと下に下げずに しっかりふる」「まず そこだけ気にしながら走ってみようか。」
 みんな、なかなか良い感じになっている中、ひとりだけ、笑いながらへらへらと走ってる子が。
みんな真剣にがんばってるのに。
「おーい、手!しっかり手!ふる!」とゲキを飛ばす私の眼の前を 満面の笑顔で 両手でバイバーイと言うように 手を振りながら 彼は駆け抜けていきました。
え?は?…はっ!
ちがーう!そっちの 手を振る、じゃなーい。

※今日の画像は、上の森シハさんからお借りしました。ありがとうございます※



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