見出し画像

厚底シューズとの相性がいい。そして鍛えた脚をかっこよく見せるソックス丈|神野大地コラボソックス

弊社ユニバルと神野大地選手とのコラボソックス IDATEN ハニカムテーピングソックス ミドル丈 RETOモデル(フロントロゴ)のリリースが4月22日に決定しました。

このRETOモデルは、もともと神野選手が自らネット注文して愛用してくださっていたIDATEN ハニカムテーピングソックス ショート丈 を神野選手の意向に沿ってチューンアップしたものです。

今回のnoteでは神野選手がこだわった「ソックスの丈」について、昨今の厚底シューズブームとも関連づけつつ書いていこうと思います。

すすむ厚底シューズ化と靴下丈

これまで神野選手が愛用していたイダテンソックスのショート丈は、他社が手がける多くのランニングソックスと比べると、若干丈を長め(くるぶしの少し上)につくっています。

この「くるぶしがギリギリ隠れる丈」にした主な理由はイダテンソックスのウリであるハニカムテーピングの効果(6方向から圧力をかけて足首のぶれを防ぐ)を最大限に生かすためでした。

ところが昨今のカジュアルソックスでもそうですが、若者が履く靴下はくるぶしの下までの丈が主流です。そのせいもあってか、イダテンソックスショート丈は若年層からの支持が低いというところがあり、弊社としては今回の神野選手とのコラボで、その弱点である若年層の取り込みにも期待していました。

ご存知の通り神野大地といえば、青学の駅伝部出身で自らスポーツジュエリーまでプロデュースしているということもあり、そういう面でも若年層が憧れるランナー。てっきり丈はもう少し短いものをリクエストされるのかなと勝手に思っていました。

なので今回のコラボソックスの打ち合わせで神野選手から「もう少しだけ丈を長くしたい」という要望があったときは意外な感じがしました。

ではなぜ長めのミドル丈にしたかったのでしょうか。

左:IDATENハニカムテーピングソックス / ショート丈 右:RETOモデル


神野選手が長めのソックス丈にしたかった2つの理由

理由①
その理由について神野選手がまず最初にあげたのが「厚底シューズ」でした。

厚底シューズを履いて走るとアキレス腱の部分にシューズが当たり、こすれて皮がむけたりすることがあるので、その部分をカバーできる長さにしたいと希望されました。

SNSでも、厚底シューズで走っていると靴底部分で内側のくるぶしを蹴ってしまい、くるぶしが血だらけになってしまったという話を見かけたことがあります。(従来のIDATENのショート丈タイプでも、くるぶしの上まではカバーできるのでこの点はクリアしていますが)

厚底シューズは走る時の感覚だけでなく、着用感についてもこれまでのシューズとはだいぶ違うということ、厚底ブームによってこれまでよりもランニングソックスの重要性が高まってきていることをあらためて強く感じました。

理由②
そしてもう一つの理由が「鍛えたランナーの脚が一番かっこよく、長く見える丈にしたい」というもの。

神野選手「もう少しだけ短くできますか」

2月に来社されてコラボソックスの試作品を最終チェックされたときに神野選手から「あともう1センチだけ短くできますか」と言われました。

足首の部分は特殊な編み方(自社特許のハニカム構造※)になっているとはいえ、1センチ短くすることは技術的にそれほど難しいことではありません。

そのように言われて初めて気が付いたのですが、弊社ユニバルはこれまで「機能と履き心地」にはかなりこだわってきたという自負はあるものの、スポーツソックスの「かっこよく見える長さ」についてはそこまで考えていませんでした。

今回の神野選手とコラボしたことで厚底シューズに適した長さ、しかもかっこよく見えるソックス丈について突き詰めることができたのではないかと思います。

足首フロント部分にRETOのロゴ入り(日本陸連が定める規定をクリア)

厚底シューズとの相性もぴったりで脚がかっこよく見えるIDATEN ハニカムテーピングソックス ミドル丈 RETOモデル(フロントロゴ)。
ぜひたくさんのランナーの皆様に履いていただきたいです。

※ハニカム構造:特許番号 特許第6268238号


▼神野大地RETOモデルの商品ページ




ところで実はユニバルは昨年春、今回のコラボソックスとは別に愛用者様からのご要望にお応えする形でIDATEN ハニカムテーピングソックス 「ミドル丈」を発売しています。

これはトレイルランをされる方々や長めのソックス丈を好まれる方など、言わば(開発開始当初は)少数派の方々に合わせて開発した商品です。(足先タイプ:5本指・足袋のみ)

ところがSNSなどで見ていると、最近はロードを走る方や若い方々の中にもミドル丈のランニングソックスを好んで着用されている方が増えてきたような気がします。

どうやら厚底シューズの台頭でシューズのトレンドが変わったことに合わせてランニングソックスもまた、これまでと違ったニーズが生まれてきているようです。

厚底シューズは前方向への推進力が最優先で着地時の安定やブレ防止には弱いと言われていますが、弊社のIDATEN ハニカムテーピングソックスは他にはない独自の編み方によって足首の固定をサポートする構造になっているので厚底シューズを履く方にもおすすめのソックスです。

次のnoteでは、なぜ厚底シューズとイダテンソックスは相性がいいのかについてもう少しくわしく書いていきたいと思います。


▼関連記事



この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?