おはようございます。
ずーっと行ってみたかった大田市場花き部門に来ました。朝7時です。なんとか無眠でここに辿り着けました笑

日本で一番大きな花市場である大田市場の花き部門！！

まだ、買出人章を取得できないのでお花屋さんの仕入れを学びます。
また、競に参加するには、仕入れを希望する市場の「売買参加者」としての資格が必要です。

花き部の競の開始時刻は7:00～　早い…☀️🥱

お花屋さんで出回るお花達は競が行われ、車に積んで花を店まで持ち帰り、そこから水揚げ作業をして店頭に並びます。新鮮な入荷したての花が買えるのは、その作業が終わったあと。
具体的には月、水、金曜日の午後から店頭に並ぶお花達が1番元気です。
大きなチェーン店などは、そこからさらに仕分けをして各地に届けるので、次の日の火、木、土曜日が一番新鮮なお花が入る日だったりします。

花市場は毎週月、水、金曜日に切り花の競が行われます。お花屋さんはだいたい週3回仕入れに行くことになります。特にブライダルが多いお花屋さんは、金曜日にたくさん花を仕入れますし、日曜日がお休みのお花屋さんは、月曜日が一番多く仕入れる日になります。お花がたくさんある中から選べるように、各お店の定休日を事前に知っておくことは重要ですね💡

競の様子です📷

東京都中央卸売市場大田市場花き部卸売業者（農林水産大臣許可）である株式会社フラワーオークションジャパンでは大田市場花き部の売買参加権を持つ関係者のみが支払等に関する取引契約を交わし、支払条件に応じて保証金を積んで取引を開始します。

ちなみに…売買参加権取得の条件とは！？
⇩⇩⇩
売買参加権を取得するには、仕入れを行う人の仕入れ経験年数が3年以上有ること
年間仕入れ見込額が一定額以上あること
100万円以上の預金残高を証明できることが必要

競人が適正な販売価格をPCに入力します。180インチほどの大画面スクリーンには、花の商品名、生産者名、色、商品画像を表示することができます。競人が競を開始すると、お花を買うお花屋さんや仲卸の方々が応札機を使って応札を行い、1番高い金額で応札した人がお花を買うことができます。競が終了したお花達は台車で運ばれ分荷されます。

朝からものすごい勢いでお花達に値段がつけられていく光景を目にして凄くワクワクしました☺️

続いて大田市場の18社の仲卸会社がある1Fへ足を運びます👣

【仲卸各社】
1. 株式会社プレステージ
2.株式会社阪神フラワーサポート
3.株式会社大田フレッシュフラワーズ
4.株式会社プランツパートナー
5.株式会社花菱
6.株式会社フレネットHIBIYA
7.フラワーサービス株式会社
8.有限会社マルミチフラワー
9.株式会社大森花卉
10.株式会社中央花卉
11.株式会社フローレツエンティワン
12.株式会社フローラルジャパン
13.株式会社ザ・ネクスト・ワン東京
14.有限会社ハナ・マーケット東京
15. 株式会社京橋花き
16.アイドル株式会社
17.株式会社花企画
18.株式会社カワノ
※敬略

3月の月イチブーケは”蘭”をテーマに作ろうと考えていたため事前にEC or 近くのお花屋さんで”胡蝶蘭”を仕入れようと考えておりました。
開業祝いで消費されることが多い胡蝶蘭ですが、今回は切り花を探していたためなかなか一般のお花屋さんECサイトでは出会えず。オーダーできるお花屋さんに伺うとなんと1本¥5000でした。(買えない😢)蘭科が高価な理由は次回のお話とするとして、市場ではいくらで出回っているのか気になって仲卸売を覗くと1本¥850！こんなに違うんですね！笑　もちろん品種によりけりだとは思いますが、驚きでした。

他にも胡蝶蘭の染めで様々なカラーが展示されておりました。どれも素敵✨🌈

品種改良中の試作品なども展示されていてとても興味深かったです💐

今回4時半にお家を出発し競が開始されるまでの間どこのお店も空いておらず寒さに耐えられなかった私は人生初のすき家で牛丼を頂きました。これも良い思い出笑

とにかく初めての花き市場にワクワクと驚きがいっぱいでした。初めてカリブの海賊を乗りに行く気分みたいな。お宝探しするみたいな、そんな気分💎