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就職と人インタビュー 花梨-005 2023/10/16

前回。
10月に新社会人になった花梨さん。入社する2か月前から連続インタビューしているこの企画ですが、今回は入社から2週間目のタイミングでインタビューいたしました。
入社前は不安げな様子だった花梨さんですが、実際に入社してみて、どんな心境の変化があったのでしょうか。
さあ今日も一人の人間の移ろいを見つめていきましょう!


冒頭

——就職から約2週間経って、今どういう状況ですか?

今はオンラインの研修が終わって、先輩に同席させてもらったりとか、一部担当させてもらったりとか。
そういったことをしながら、研修で学んだことを、いざ実践というフェーズです。

新しい街に住み始めたはいいものの、そこまで外出はしていなくて。
どっちかっていうと、家でのんびりしてる方が多いですね。
一人暮らしの生活にはすごく慣れてきていて。元々、家事はすごく好きなので、自分でできるのっていいなって思いながら、過ごしてる感じ。

これが困ったとか寂しいとか辛いとかは、私生活も仕事も感じてないです。
自分一人で何かを担当するとか、仕事を受け持つみたいな段階ではないので、今は割と楽しさが勝ってる気がします。

どこが楽しいかと言えば、子供の様子を見てて、ここでこういう行動を取るんだとか、言葉で伝えられないから泣くんだとか。
いろんな発見が日々あるので、それをただただ覚えて吸収するみたいな感じです。

思ったより楽しめてる自分にびっくりしてますね。
今やっていることは、大学で学んではなかった分野なので、その知識を一から学べているのが楽しいです。

今までは、子供って街中で見るぐらいだったんですよね。
働き始めて一気に子供を見る人数が増えて、関わり方も深くなって。子供がどういう世界を見てるんだみたいなのを、自分で勝手に解釈したり分析したりするのが、私は好きなのかもしれないです。

進退

——何か、問題はありませんか。

問題は、今はそこまでないです。
これが半年後になったら、また変化してくるんだと思うんですけど。
今は問題を認識するより、仕事に慣れていくことに精一杯なので。

——そんなにさばさばしていましたっけ。

割り切って考える節は、昔からすごくありました。
悩んだり落ち込んだりしてる暇があるなら、どうやって解決するか考えた方がいいっていう。

中学校くらいから、こういう思考があって。
一旦落ちるとこまで落ち込むんですけど、ふと冷静になって、やるしかないか、みたいな。

今は、落ち込む段階を経なくても、やるかって早めに切り替えるように自分で心がけてはいます。落ち込みすぎる性格だって自覚しているので、ある種訓練をしている感じですね。

——なるほど。今の自分は、入社前の自分の気持ちと比べて、いかがですか。

もう働きたくない、仕事なんて嫌だっていうイメージを勝手に持っていたんですけど、今のところそういうのはないです。

半年前はものすごく強い不安を感じていたんですけど、何だったんでしょうね。
自分って、割とあっさりしてるところあるんだなって改めて思いました。

終わりに

前回まであんなに不安げだったのに。
このネガティブなうごめきどうなってしまうの?
みたいに思ってたけど、あっさりしたもんで、がさがさがさがさっと、こびりついていた不安をこそぎ落としてしまった感じね。
まあ、何よりです。
まあ、人間にとって、不安なんていうものは、幻のようなものなのかもしれないですね。

制作:qbc(無名人インタビュー主催・作家)

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