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(今から10年以上前、2011年4月22日のCEOブログをご紹介します。この時東日本は、大震災にあい、悲しみと疲労と先の見えない不安に包まれていました。コロナ感染が広がって1年半。一見何とか保っているように見える現状も、その実際のところは・・・どうなのか。振り返るのではなく、今の自分と照らしてみたいと思い、以下転載致します。)

東日本大震災・・・これを経営の視点から見れば、
直接・間接含め、広く多くの会社が被災しているといえる。
そんな中、どうしても自分自身や自社の状況が先にたってしまう!
他を憂う心はある。だが、テレビ等でより以上の惨状を見ながらも、
自分自身や自社のこれからが不安でならない!のだ。

(アンリミ哲学創立者)鈴木会長が語っていたことを、フッと思い出した!!!
「人はみな、目の前でどんな悲惨なことが起ころうとも、悲しい事実を目の当たりにしようとも、自分の歯の痛いほうが大事なんだ!」そんなような事だったと記憶している。

人間は、自分のことを自分自身では見えないものだが、
感情の眼は、自分自身のことしか考えなくしてしまう!
さらに、この自己感情の目は、世界中で一番大変なのは自分だとみる!
だれよりも、不安を感じ、不幸を味わってるとさえ思わせられる!
つまり、自分の事以外見えなくしてしまう!
と同時に、最も肝心な自己自身については、全くの盲目にしてしまう!

人間は感情の動物であると・・・
ただし、その人間が感情のままに生きたなら、果たしてどうなるか・・・?
売上と利益だけの経営をしたならば、その発展と継続性は・・・?

感情は瞬間的に理想を放棄してしまう・・・だって!しかし!そうは言っても!と
感情は時に大きな力を発揮する・・・自己をコントロールできなくなり、終には自身を傷つけてしまう

人間である以上、感情はなくならない!
だからこそ、必要なのは感情に左右されない哲学ではないか?

その哲学があれば・・・
より豊かでヒューマニズム溢れる”情愛”とすることができる!
つまり、「感情の質的転換」ができる!

それでも一人では弱いとするならば、仲間が必要です!友の存在が・・・
コントロール不能になっている自分を
きっと、厳しくも優しく、真剣に導いてくれるはず!
大事なものを見失わないように・・・

人としての成長を願うとき・・・
忍耐という肥沃な土壌が必要で
どんな時でも変わらず、優しく声をかけてくれる友という純粋な水
そして、平等公平に降り注ぐ日の光のような哲学
の存在が欠かせない!

N社長との立ち話(アンリミ哲学とクライアントの存在について・・・)

(2011年4月22日 CEOブログより)


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