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英語がしゃべれないって、どういうこと? あたなの背中を押す4つのポイント。

こんにちは、アンロック・ジョーです。

海外移住に関心があったり、外国人とのやりとりに悩んでいる方に向けて、「もう外国にはビビらない」をテーマに情報発信させて頂いています。

ところで、英語が苦手の人は多いですよね。というか、苦手意識を持っている人は、私も含めて、とても多い。

でも、「英語がしゃべれない」っていうのは、突き詰めてみれば、どういうことなんでしょうか?

わたしは学生時代にシアトルに留学していた経験もあり、また、TOEICとの相性もよく、950点を獲得した状態で、カナダに赴任してきました。950点あれば、英語がペラペラか、というと、そういうことはなく、日本での仕事で英語を使う頻度が低かったこともあり、英語に不安を抱えてのカナダ赴任でした。

実際に赴任をしてみて、駐在員という立場もあり、周囲の人たちが気を遣って、ゆっくり話をしてくれるので、何とか聞き取れますし、会議で発言できると「俺の英語って、イケるんじゃ無い!」と一瞬、思うのですが、スタバで注文を「ハァ〜???」と聞き返されて、希望の商品とは違うものを買わざる負えなくて凹んだり、と、英語についての自信が目まぐるしくアップ&ダウンする日々でした。

カナダは多民族国家で、統計によると、トロントでは約140種類の言語が話されており、また、住民の半分以上が、英語を第二カ国語とする人たちです。ですので、街や仕事で聞こえてくる英語は、ネイティブの綺麗な発音ばかりではありません。むしろ、お国柄が感じられる「訛った英語」がほとんとです。陽気なUberドライバーがたくさん、話かけてくれるのですが、何を言っているのかが分からない。

彼らは「訛った英語」を話すことに、まったく躊躇がありませんし、恥ずかしいとは思っていません。ただの会話ですから、「文法が間違っているのでは?」とか「失礼にあたるのでは?」などという気遣いはなく、しゃべりたいことがあるからコミュニケーションをしているだけです。

では、何で、日本人は「英語をしゃべれない」と思いがちなのか?

どうすれば、ネイティブでは無い英語でも、自信を持ってコミュニケーションできるようになるのか? 

解決策その1。

まずは、暴論かもしれませんが、英語が通じないのは、自分の問題ではなく、相手に問題がある、と思う(思い込む?)ことです。みなさん、学校で何年間も英語に触れた訳ですし、その語学レベルで、英語で話をしている人は大勢いるので、英語が通じないのは「聞き手の問題」と割り切る心構えを持ちましょう。

解決策その2。

「正しさ」は忘れましょう。日本に観光に来た外国人が、覚えたての日本語で、「どこ? 駅? 渋谷?」と単語を並べるだけで質問して来たら、あなたは「なんて失礼なヤツだ」と怒りますか?怒らないですよね。また、相手が伝えたいことも、理解できますよね。語学の上達は、単語を並べることから始まるんです。ですので、時制や三単現のSなどの文法ルールや「丁寧な言い方」などは無視して、ガンガン、英語を話してみましょう。

解決策その3。

英語をリスニングしていて、何を話しているのか分からないなぁ、と感じることがあると思いますが、それは英語が分からないのではなく、会話内容の背景や歴史、文化を知らないだけ、ということも良くあります。たとえば、私たち日本人が、仲間内で芸能人の話をしていたとして、ある芸人のスキャンダルや自分が好きな芸人の話をしているとしましょう。その会話を、日本語はペラペラだけど、日本に来たばかりの外国人が聞いたとしても、きっと、会話のすべてを理解することは、とても難しいハズです。それは、語学力の問題ではなく、固有名詞(例:芸能人の名前)や文化背景を知らない、という知識や情報量の蓄積の問題です。ですので、情報不足の問題を、英語力が無いと勘違いして、落ち込む必要は全く無いと思います。

解決策その4

そして、最後に、自信を持って英語でコミュニケーションするコツですが、「大きな声で、ゆっくりと」。これです。

自分の英語に自信が無いと、どうしても「小声」で「早口」になってしまいますが、これが、会話相手に「ハァ〜???」と言われる原因になります。「ハァ〜???」と言われると、益々、こちらは喋りたくなくなる。悪循環です。

想い出してください。英語で会話が成立しないのは「聞き手の問題」です。「聞い手の問題」と思い込むことです。そして、ゆっくりと、自信をもって、大きな声で、語りかけてください。そうすれば、ほら、聞き手は、あなたの英語に耳を傾けてくれます。

以上、「英語がしゃべれない」というのは、どういうことなのか。そして「英語をしゃべれない」と思い込んでいる思考の枠を、どうアンロックすれば(外せば)良いのか、書かせて頂きました。あなたは、きっと、英語がしべれる人のハズ。どうぞ、一歩前へと進んで頂ければ、と思います。

StandFMでも、お話させて頂きました。お時間がありましたら、ぜひ、聞いて頂ければ、と思います!

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