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PMDA報告難民‐私ならこうする‐

「404 not found-その2-」を書こうと思っていたのですが、PMDA報告難民が予想通り相当いて、私は申請していないけれど、普通に考えたらこうだよなというセオリーみたいなところを書こうと思います。

PMDA報告(https://note.com/unmappedroad/n/nce9b997da728)のアップデート版と捉えてください。

まず、PMDAに申請する場合、制度が複数あります。

副作用救済給付 これはPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)の健康被害救済業務として行われているものです。

背景・目的としては、医薬品を用いての健康被害では、賠償責任を追及することが難しく、たとえ追及することが出来ても多大な労力と時間がかかるため、医薬品副作用被害救済制度が設けられています。医薬品等を適切に使用したにも関わらず発生した副作用による健康被害を受けた人に医療費等の給付を行う制度です。

健康被害者が給付請求をPMDAに行い、厚労省で判定し、PMDAから結果通知と給付が届きます。

給付の請求には、健康被害を受けた本人(または遺族)等が、請求書・その他請求に必要な書類(診断書等)をPMDAに送付して、医療費等の給付の請求を行います。※1 入院相当でないと認められにくいと聴いています。

※1この辺りの実際は、子宮頸がんワクチン被害者の方がブログに書いていますので、そのあたりのブログを検索用の演算子を使って検索してみると、より実態がわかると思います。

副作用・不具合等情報の収集 これはPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)の安全対策業務として行われているものです。

背景・目的としては、医薬品や医療機器は、医療上のリスクとベネフィットのバランス上で使用されるもので、医療関係者には薬品や医療機器の適正使用が求められます。そのため、医療機関は、安全性情報の報告を行い、製薬や医療機器メーカーは、安全性情報の収集を行うよう制度設計されています。(正直、欠陥だらけですが)また患者からの医薬品副作用の報告も上げられるになっています(これは最近 平成31年になってから開始)。

つまり、副作用・副反応(主作用)の被害にあった場合、給付金を貰うために請求し申請するもの薬の安全性を高めるために副作用の情報を登録するもの2つがあるという事です。特に後者の副作用の情報を報告してもらう事をよくPMDA報告、PMDA申請をあげると言われます。

上に書いた通り、患者からの医薬品副作用の報告をあげるフォーマットもありますが、こちらはyoutubeで時々中継されており、厚生労働省のHPで公表される副反応検討検討部会の資料・検討には上がりません。

この患者からの医薬品副作用の報告は、ひっそりと患者からの報告のページに誰も騒がないようなところに、pdfが張り付けてあります。

<余談>

PMDAという組織自体が、スモンの薬害を機に作られたという歴史を知ると、私の西洋医の中で数少ない激推しメンの白木博次先生の業績の香りが今も伝わるなぁと思います。現在の仕事っぷりを故白木先生は、きっとお嘆きになるでしょう。誰よりも、こういった点について、警鐘を鳴らしていた方ですから…。

<余談終わり>

PMDA報告は、かなりの医師が嫌がります。

PMDA報告をどうやって出すのかほとんどの医師が知らないという現実(国試に出ないから)と余計な仕事が増えて面倒くさい、自分が行った事で誰かを障害したという事実が嫌なので、「因果関係わからないですし」とそっ閉じしたい、どうせ一般人は何もわからんから適当な言葉で誤魔化したら諦めてくれないかなーくらいが嫌がる心理背景かと思います。

【再掲 PMDA報告を要望する時の注意】

1)接種の証拠(接種カード・ロット番号など)は、必ずコピーを取ること

※確認させてくださいと預かって、接種カードを返した返してないの押し問答になることがあるらしいです

2)接種した医院もしくは、副反応の治療にあたった医院にPMDA報告を願う場合は、はっきりとお願いすること

3)お願いする際に、出来る限り、同じ報告フォーマットに入力項目を仮で記載した内容を作り、こういう内容で出してほしいと相手の負荷を軽減する手もあり

4)PMDA報告は、医師・医院の手間面倒くささ・忌避意識とこちらと会話で長引くことの面倒くささとのせめぎあいで、医師に書かせなければならない

5)申請してもらった後は、副反応審議会の内容をチェックして自分のケースがあがっているかを確認する

6)書いてもらえない場合は、自治体の窓口等に相談する(そのことも医師に言う)

最重要は、4)です。こいつら結構メンドイな、しょうがないから申請するか…に持っていかないといけないわけです。

ここからは、自分だったらどうするだろうというシュミレートを元に書きます。(似たようなことはしたことが人生経験的に何回もありますが、私自身は、PMDA報告は諦めていますので 前記事参照)

【自分だったらやること】

・事前に自治体の窓口でPMDA報告を上げてくれなくて困っているなど相談をします

(目的:事実の作成、アドバイスをもらう、場合によっては行政から指導してもらう)

・薬害に詳しい弁護士にとりあえず1回の相談料を支払って相談しておきます ※特に今回のコロワクの危険性を訴えている弁護士が良いと思います。事前に経緯をちゃんと紙に纏めて持っていきましょう。

(目的:事実の作成、圧倒的な知見からアドバイスをもらう)

・医院にアポを取り、正式な服装(スーツ等)で、録音機器も用意して話し合う※事前にやり取りの質疑応答を夫婦やアポに行く家族間でシュミレートしておくことも良いと思います。同様事例のPMDA報告を印刷して、ほらと見せるのもありです。

事実を作成しておけば、薬害に詳しい弁護士の先生と相談しています、自治体の方々にも大変困っていることを申し伝えているのですと言っても、虚偽ではありませんし、脅迫でもありません。1時間1万円程度惜しくはありません。間違っても市の無料法律相談利用とかはやめましょう。専門分野の知見をリスペクトし、薬害に詳しい弁護士に相談しましょう。(ただ、いきなり代理人になって頂くのではなく、あくまで相談です。訴訟をいきなり焚き付けられても困りますから。)

私なら、感情全開で怒り狂うよりも、大変困っているので報告に協力頂きたいのですという体で、しかし、インテリヤクザ並み緻密に詰めると思います。正式な体で・正式な方法で・淡々と緻密に詰められるという事が、こういう職業の方には一番効くと個人的には思います。(残念ながら、一般人見下している医師も多いので)

これらをやり、それでも報告頂けなかった場合、次にやる手が他院に依頼です。ワク副反応の診察をお願いする医院が良いです。(報告だけを他院に依頼するというのは、おそらくどこも受け付けてくれないと思います。)
症状が出ているご本人が亡くなってないのなら、他院で診察してもらうことで、PMDA申請に協力的な医院に行って申請をお願いすることが出来ると思います。

<注意 残念クリニックの場合>

1点注意で、そもそも接種した医院が残念クリニックの場合もあります。駅ナカにあって猛烈なワクチン推進記事をアホみたいに書いているクリニックとか。そういった取材に応じており、副反応、副作用などはないと言ってるクリニックとか。怪しい政府激押し団体に顔と名前を連ねている医師とか。

ここは、↑の通りやったとしても、不愉快になるだけで時間の無駄ですので、どうしても接種時のカルテ等が必要な場合だけ淡々と代理人弁護士に依頼して請求してもらうと思います。(私は大変な状況下だからこそ、金で解決できることは解決する派です。)

彼らは、ものすごい信仰心とも言えるようなおかしな信念で他害性を発揮し、薬害被害者をこれでもかというほど貶めます。認めないから永遠に0(ゼロ)な訳です。最初から泥試合が予想されるなら試合するだけ無駄だと思います。しかも、心理背景は面倒くささや忌避意識ではなく、信仰心や信念です。自分と自分の家族を守るうえで、たとえ接種するにせよそんなクリニックで接種してしまった自分の選択眼の無さ・リスクコントロール能力の無さを思い知り、次に活かそうと反省し割り切ります。

注意 終わり>

他院は経過を知らないので詳細に(そのままPMDA申請出せるレベルに)仕上げて持って行った方が良いです。
そのまま出せるレベルというのは、2021年5月26日の予防接種副反応検討部会 資料のNO.46の25歳男性の報告事例です。

少なからずとも総合病院の医師が、一緒に働いたスタッフを実質死に至らしめた可能性を意識的か無意識的かにも悟りながら書いた最も詳しい経過報告書ですので、あれを参考に、あのレベルに本人家族が仕上げます。

電子媒体に記録した電子データ(コピペでWEB申請出来る)印刷物をお持ちし、出来る限りケツ拭き手伝ってくれる他院の手を煩わさないように誠心誠意、引き受けて頂けた際には礼を尽くします。そして、本来は、接種したクリニックにケツを拭かせるのが筋であることを十分理解し、感謝の念を伝えます。

最後にちゃんと接種医院で断られた経緯は記録し、自治体の接種を進めている職員にこれだけ困ったと話し、上に上げて、今後の改善プランを出して欲しいなど要望します。一過性の報告で終わらず、いつまでに改善プランを出してくれるのか?ちゃんと広報するのか?など期限を切って、毎回報告頂くよう粘り強く交渉します。
話を聴いてくれそうな市議会議員行脚をし、議会質問の依頼、陳情を依頼するのも良いのではないかと思います。

ビジネスで身に着けた交渉の仕方などのスキルは、ただ飾りではありません。

家族のためにスキルを全投入し、少しでも今後に活かしてください。

参考になれば…。

そしてあくまでも、これは私のシュミレートです。(私、申請出していませんので あくまで過去個人的に行った法的な事も絡む交渉をイメージして書きました)

<更なる補足>

これを翻訳ソフトにかけて良いので、読んでおいて下さい。

P社の治験に参加して車いす状態になった子(マディ)

接種後、何度も入院し、車いす生活になっている

病院は精神疾患と診断、そして無関係するのが無理筋だとP社が悟ると、今度は病名をfunctional abdominal pain(機能性腹痛)に。

ちなみに、日本でも医院からPMDA報告後、製薬からの再調査(重篤な障害等は製薬が再調査を行う)で、病名を「機能性心身症」などに書き換えられた方が子宮頸がんワクチン被害者が出ています。今後何が起こるかをご想像下さい。

https://aaronsiri.substack.com/p/fda-buries-data-on-seriously-injured



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