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あなたも明日、切りつけられるかも

昨今は非常に物騒である。

東京ではオリンピック開催中にも関わらずに、小田急線車内において男が牛刀で複数の乗客に切りつけ、車内にサラダ油をまいて放火しようとするという事件があった。また、先日はまたもやパラリンピック中に、東京メトロ白金高輪駅構内において20代の男性が、男によって顔に硫酸をかけられる、という事件があった。ちなみに、硫酸をかける行為については海外では俗に「アシッドアタック」と呼ばれており、私怨によるメジャーな犯罪の手段であるらしい。

また、特定危険指定暴力団「K會」による多数の殺人・傷害事件等による地裁の判決で、組織のトップに対して極刑が下されたことも記憶に新しい。しかしながら、この判決については物的証拠がない状態において、間接的な状況証拠によって極刑が下される、というとても珍しい判決であると感じた。

こうした最近のニュースから、我々が学ぶべきことはなんだろうか。それは、現在の日本国内においては、いともたやすく犯罪に巻き込まれる可能性がある、ということだ。どうもこの言い方は学校の教師のようでありきたりである。だからこう言い換えることにする。「あなたは明日にでも死ぬリスクが十分にある。」もしくは「いきなり人生が一瞬のうちに終わってしまう可能性がある」


切りつけ事件、硫酸事件を防ぐためには、もうこれは完全防備をするしかない。

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まあ、↑こんな状態であれば切りつけられても顔に何かをぶっかけられても大丈夫かもしれない。しかし、この状態で現実的に通退勤できるだろうか。少なくとも連日の猛暑のなかでは、なかなか暑くて現実的ではないだろう。

硫酸事件についてはまだ詳しいことが判明していないのだが、どうやら私怨が原因であるらしい。したがって、甲冑で防御するという対処療法ではなく、誰かに恨まれるようなことをしない、という予防対策が重要であろう。

しかし、小田急の切りつけ事件については違う。犯行動機が「幸せそうな女性を見るとイライラする」ということや、「勝ち組っぽいから」ということである。それでは我々は勝ち組っぽい身なりをしなければいいのだろうか。また、幸せそうなたたずまいをしなければ良いのだろうか、、、。残念ながら、こういった事件は防ぐことが困難である。

また、前述のK會については、カタギ(一般人)にも容赦無く危害を加えることで有名であった。ちなみに、極道においてカタギに手を出すということは禁忌であるという常識がある。しかしながら、彼らは「みかじめ料」の徴収として一般企業・施設に対して恐喝をし、断られた場合はその腹いせに暴行・傷害・殺人を犯すという特徴がある。被害にあった一般人は、こうした理不尽な要求を断っただけなのにも関わらずに不利益を被ってしまったことになる。これまでは、実行犯をそれぞれ逮捕・起訴することはできても、実際に犯行を指示した會およびその幹部に対しては何もできなかったという状況が続いていた。私も経営者の端くれとして法人の運営に携わっているが、表立って法人として悪いことをする、ということはほぼ不可能である。なぜなら、法人では反社会勢力に対するコンプライアンスが厳しいからである。反社会勢力に関係している状態ではまず一般的な商取引ができないし、銀行も融資をしてくれない。

私は、一定数の「悪い人」とされる人を撲滅することは不可能であると考える。なぜなら、どこの国・地域であっても必ず一定数の「悪い人」がいて、先進国である我が国であってもいまだに凶悪事件が発生し続けているからである。だから、何かしらの被害にあう可能性を0にすることはできないのである。しかし、0にはできずとも可能性を低くすることはできる。それでは被害に遭わない方法はなんだろうか。

被害に遭わない方法、は「目立たないこと」の一言に尽きる。まさに出る杭は打たれる、ということだ。あなたがイケメンか美女ならば、できるだけ顔を隠すようにしなければならない。また、あなたがお金持ちならば、なるべくその資産を隠しておいた方が良い。また、「目立たないこと」というのはなるべく周りと同じようなことをすることでもある。わかりやすい例でいえば、高速道路で車を運転している時は、遅すぎず早すぎないことを心がけることで警察の取り締まりを受けることはほぼなくなる。自分が損をしないためには、みんなと同じことをする、ということが非常に有効なのである。

種の起源でおなじみのチャールズ・ダーウィンが残したことばに、「生き残る種とは、最も強いものでも最も賢いものでもない。最も環境に適応できた種である」というものがある。この言葉が本当にダーウィンの言葉であったのか、という疑問点は一旦置いておいて、要するに生き残るためには環境に適応しなければならないのだ。少なくともキョロ充的な傾向を示す日本国内においては、みんなが右を向いていたら自分も右を向いておいた方が得策である。

しかし選挙の時は例外で、自分の頭でよく考えて投票した方が良い、とも思う。

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