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読書録

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本と呼ばれるもの全て(紙の本、kindle、Audible)の感想をまとめたマガジンです。 ジャンルはSFやミステリが多めですが、多岐に渡ります。
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記事一覧

2024年3月2日 「春にして君を離れ」感想

アメリカの小説が合わなくて、イギリス小説に戻ってきた話は以前、書きました。 イギリスミス…

千歳緑/code
2か月前

2024年3月10日 「ポアロ登場」感想

Audibleでアガサ・クリスティーの「ポアロ登場」を読了しましたのでその感想です。 頭が忙しい…

千歳緑/code
1か月前
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2024年3月21日 「ミステリの女王の名作入門講座 クリスティを読む」感想

大矢博子「ミステリの女王の名作入門講座 クリスティを読む」東京創元社 を読みましたので、…

千歳緑/code
1か月前
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2024年3月23日 「火曜クラブ」感想 ネタバレなし

アガサ・クリスティーの「火曜クラブ」早川書房をAudibleで聞きました。 その感想です。ミステ…

千歳緑/code
1か月前
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2024年2月24日 今の気分は英国

読書というのは不思議なものです。 昔の本でも最近、刊行された本であっても 読むタイミングと…

千歳緑/code
2か月前
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2024年1月26日 「お嬢様ことば速習講座」感想

今日は雪がちらつくことはありませんでした。 雪が悪いというわけではありませんが、 ホッと胸…

千歳緑/code
3か月前
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2024年1月28日 「脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき」の感想

脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき 著:毛内拡 ブルーバックス をAudibleで読みましたので、その感想です。 Audibleの口コミは割とアテになる さて今回は、Audibleで聞いた本の感想です。 今回はいつもの英国推理小説から離れて、科学の本を選びました。 好きな本ばかり読んでいては発展性がないのではないかという疑念があり、 定期的に科学系の本、ノンフィクションを読むべきだという思いが湧いてきます。 しかし、決して得意な分野ではないので でき

2024年1月21日 「性差別の医学史 医療はいかに女性たちを見捨ててきたか」感想

「性差別の医学史 医療はいかに女性たちを見捨ててきたか」 著:マリーケ・ビッグ 訳:片桐…

千歳緑/code
3か月前
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12月22日の手紙 人類と気候の10万年史

拝啓 今日は冬至です。 一年で1番、夜が長い日です。 いただきものの小さな柚子があったので…

千歳緑/code
4か月前
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12月16日の手紙 グレイラットの殺人

拝啓 楽しみにしていた、 M.W.クレイヴンのワシントン・ポーシリーズの 第4作「グレイラット…

千歳緑/code
4か月前
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12月18日の手紙 冒険者的読書観

拝啓 自分がどういう読書家かというと 家事をしながら、もしくは、トレッドミルで走りながらA…

千歳緑/code
4か月前
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12月20の手紙 世にも危険な医療の歴史

拝啓 年末に向けて、少しずつ仕事が落ち着いてきました。 ラストスパートに向けて、一息つい…

千歳緑/code
4か月前
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12月7日の手紙 カササギ殺人事件 ネタバレあり

拝啓 ホーソン&ホロヴィッツシリーズの作者であり、テレビドラマや映画の脚本家である、アン…

千歳緑/code
5か月前

12月5日の手紙  「いずれ全ては海の中に」感想

拝啓 今日は、繰り返し読んでいる、 サラ・ピンスカー の短編集「いずれ全ては海の中に」の感想です。 「いずれすべては海の中に」は、本の雑誌でも紹介されているSF短編集です。 ↓ 【今週はこれを読め! SF編】「語られない部分」を活かす技巧が冴えるピンスカーの短篇集 - 牧眞司|WEB本の雑誌 サラ・ピンスカーはアメリカのSF、ファンタジー作家です。 この短編集は 2020年度フィリップ・K・ディック賞受賞作 2020年度ローカス賞短篇集部門候補作 2020年度世界幻想