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冬の景色㉔ 回想旅・静岡県「🍠丁子屋のとろろ汁と駿河湾の桜えび🦐」

数年前の12月初旬、静岡県への回想旅です。
今回は、静岡県を知り、有名で歴史のある丁子屋の「とろろ汁」と駿河湾でしかとれない、今が旬の「桜エビ」が気になり伺いました。

東海道の丸子宿で、丁子屋の初代は、この地にお茶屋としての丁子屋を創業したそうです。あれから、すでに400余年が経過しています。

東海道・丸子宿

静岡駅で下車。丸子宿にある「丁子屋」は11時開店です。その前の到着を目指し路線バスで向かいます。
とても人気のあるお店で、到着時には10組ほどの方がお待ちでした。

大きなお部屋から、個室まで様々な部屋があり、沢山の人が利用できるようです。開店と同時に、案内されました。「楽しみ」の気持ちが高まります。

麦ごはんをよそう

ご飯を「よそう」「よそる」「もる」「つぐ」「その他」何と呼びますか
地域によって呼び方は分かれる様です。一般的に「盛る」は北海道・東北。
「つぐ」は中国・四国・九州。
「よそう」は関西および東京・千葉、「よそる」はそれ以外の関東で呼ばれているようです。

自然薯中心のメニュー
メインのとろろ汁

自然薯には、むくみの解消や高血圧予防、消化酵素、腸を整える作用があります。消化を助けたいときには、生で食すと効果的だそうです。
毎日適量の摂取も問題ないようです。

丸子宿

東海道には、松尾芭蕉翁、十返舎一九、歌川広重、様々な紀行物語や俳句、随筆、浮世絵でも残されているように、行き交う旅人の道中の無事を祈り、「丁子屋」はおもてなしをされたようです。

駿河湾の桜えびのかき揚げ

桜エビの味と香りが濃厚で、サクサクして美味しい「桜エビのかき揚げ」です。この時期の旬のめぐみです。ありがたく頂きました。

桜えびの収穫時期は、毎年3月中旬から6月初旬の春漁、10月下旬から12月下旬の秋漁の年2回です。漁が出来るのは駿河湾のみで、静岡市清水区の由比漁港と蒲原港、焼津市の大井川港の許可証を持つ120隻程度に限定されているそうで、桜エビは貴重な旬の産物です。

焼津の夕日

焼津の夕日を見ながら、楽しい1日が終わりました。
日本の歴史を感じられる素敵な場所、旬にしか食べられない生の桜エビ。
まだまだ、知らない場所が沢山あります。
今後も、貴重な体験が出来れば、嬉しいと思います。
                        御室文美子

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