見出し画像

なつの栞㊴  残暑お見舞い申し上げます!

残暑見舞いが届きました。
何より、季節の挨拶をいただき、本当にありがたい気持ちになりました。
普段は、なかなか連絡できませんが、この時はお礼の挨拶に、電話での話が弾みます。会っていなかった時間を埋めるように、夢中で話しています。

天気予報では、今週も猛暑日が続くといっていましたが、改めて考えてみますと、8月8日が立秋でした。暦の上では、秋が来たということです。

ノートを始めて「なつの栞」に、「スイカ」「かき氷」「ヒマワリ」「蝉」「熱中症」等を投稿していた間に、気がつかない間に、すっかり時がたってしまい、夏も終盤に向かっていました。

日野原先生の本に「若い時は、夏休みの時間の経過を長く感じ、歳を取るとアッというまに過ぎる」と言うようなことが書いてありました。
あ、「私は暑い!暑い!でアッという間に夏が過ぎるのだ」と思いました。
つまり「時間の経過を早く感じる年になってきたのかな」と、しみじみ感じています。

現在はSMS、メール、LAIN等でメッセージの交換が出来るため、年賀状や暑中見舞い状や残暑見舞い状等、風情が薄れてきているように感じています。
日本における「お中元」「暑中見舞い」「残暑見舞い」「お歳暮」などの、季節柄を感じさせてくれる、風物詩は大切だと改めて感じました。

確実に、夏は過ぎていく、もう夏も終わってしまいます。
気温は高いですが、、ギラギラした強い陽差しが、少し柔らかくなったような気がします。
「暑くていやだな」と思っていた、あの頃。なぜか過ぎ行く暑さに、淋しい気持ちになってしまう今日この頃です。
                             御室文美子


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?