佐藤琳

よろしくお願いします! #思想 #小説 #物語 #恋愛 #エッセイ #自己啓発 などなど

佐藤琳

よろしくお願いします! #思想 #小説 #物語 #恋愛 #エッセイ #自己啓発 などなど

最近の記事

なんなんだ!

    • 想像

      宇宙で地球は浮いている 地球は丸い そんな地球に私たちがいる 布団の上でうつ伏せになって寝転がってみる まるでぷかぷかと浮いているみたい そんな気がして

      • どうしても出ちゃう。

        母は泣く。 それを見て私も泣く。 兄は遠いところに行ってしまう。 帰ってくる。 何日かするとまた行ってしまう。 母は泣く。 それを見て私も泣く。 この前も兄は帰ってきてくれた。 でもまたすぐ行ってしまう。 その時母はいなかった。 私は母の泣く姿を思い出して泣いてしまう。 母も私も、兄が見えなくなるまで見送る。 見えなくなると、ポロっと太い涙が出ちゃう。 またすぐ帰ってくるくせに

        • 短い思い出

          「中学のことは忘れて 頑張れ」 この言葉は忘れられない。 この言葉が忘れられないせいで、中学のことも忘れられない。 でもありがとう。 まさかあなたがこんなこと書くなんて。 あまり話したこともないじゃない。 すごくうれしかった。 中学のことは忘れないよ。 あなたとは中学の時にしか思い出がないから。

        なんなんだ!

          ウググな初デート

          私には彼氏がいない。 何年たってもできない。できたことが無い。 理想が高いねとよく言われる。 が、そうではないんだよな。ということを分かってほしい。 私の好きなタイプはウググっとくる人。 付き合う前のお誘いのデートは何度かある。 その初回のデートで私はウググっと来た人は1人もいない。 そもそも誘っていただいた人のことをウググっと思った人ではないため、幾分とウググっと来ない。 ウググっと来ない理由 まず、付き合う前なのに初デートで水族館や動物園とかベタはありえ

          ウググな初デート

          口内炎中の幸い。

          私は小さい頃よく口内炎ができた。 寝ている間に歯が唇にあたって唇を侵食しているらしい。 口内炎ができると私はこんなことをいつも考えていた。 「私が20歳のころには、この口内炎はとっくに治っているさ。」 こう考えることで、4日ぐらいで治る口内炎に対して、 「20歳になる前に治った!」 と小さな幸せを感じていた。 20歳になって、久々に口内炎ができたときはどうしようかと思った。

          口内炎中の幸い。

          いぬとねこ

          あるとき、 あなたは、いぬ派? それとも、ねこ派? またあるとき、 君ってさ、いぬか もしくは、ねこか どっちが好き? そしてまたあるとき、 ねえ、もし家で飼うとしたら、いぬ飼う? 私は飼うなら、絶対ねこだけど、どっち? なんでいつもいぬねこセットなんだよ!

          いぬとねこ

          女子大学生の濡髪

          シャワーを浴び終えた夜中の3時。 シャワーの音が消え、 虫の鳴き声もしなくなって、シーンという音のない音がうるさい。 私はバスタオルでからだを拭いて、パジャマに着替える。 乾燥する肌に水分を与え、のどにも水分を与える。 寝たい。眠い。もう寝てしまおうか。寝るしかない。 そう、濡髪のまま。 濡れた髪のまま寝ると、髪は痛む。 朝起きると、バサバサな髪にうんざりする。 それを分かったうえで、濡髪のまま寝る。 乾かしたいです。乾かしたいですけど、 濡れた髪のまま

          女子大学生の濡髪

          めろんパンな人生

          ふわふわなめろんぱんが食べたい! ふわふわなめろんぱんが食べたい! ふわふわなめろんぱんが食べたい! 3回も唱えたんだから、 目の前にふわふわなめろんぱんよ現れてくれ! 現れたのは、サクサクのメロンパンであった。 まあ人生ってこんな感じよね。

          めろんパンな人生

          現実はお金

          学生のうちにやりたいことはやっておけ と、よく言われたものだ。 やりたいこと 例えば ギターを習いたい ピアノを習いたい 海外に行きたい 資格を取りたい 日本の名所を回りたい 学校に通いたい 一人暮らしをしてみたい たくさんあるな。 すべてに共通するもの、それは お金がかかるということ 切ないね。 結局学生時代は、やりたいことをやるために バイトをするだけの時代となった。 遊びに行くことをためらい 物欲にも耐えて ひたすらお金を貯める

          現実はお金

          想い

          10月3日 この日は私が片思いしていた人の誕生日 あの頃は、別に何もしないくせに 日付はしっかり記憶していて、なぜか日が近づくほどドキドキしていた 誰も私の片想い事情なんて知らない ただ自分の心の中だけの想い 何年か経った今日、 ふとSNSを見るとその人の誕生日であるという通知が入っていた。 もう4日も経ったのか。 気づかなかった自分に驚いた。 あの頃と今、あの人と私との距離はまったく変わっていないけど、 あの頃と今、あの人への私の想いはとんでもなく変わ