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ハーモ美術館・諏訪湖博物館(赤彦記念館)・北澤美術館・サンリツ服部美術館

退屈だ。痛みはだいぶと治まったとはいえ、普通に歩けない、走れない。気を晴らしたいとあれこれやっては見るが、鬱屈している。一日がむなしい。こんにちは。

諏訪湖一周の際に、寄り道をした場所です。これに加えて、秋宮、春宮と。
散歩に加えて、これだけ立ち寄るわけなので、走るように見てきたことは仕方がなかった。大体1館30分ぐらいで出てこないと間に合わなくなる感じ。

ハーモ美術館
アンリ・ルソーとグランマ・モーゼスを中心としたコレクションが展示されています。ルソーは下手くそと言われ有名で、モーゼスはそのままおばあちゃんになってから本格的に画業を始め成功した画家。

途中に靴を脱いで入る展示室がありますが、靴の脱ぎ履きが面倒なのでスキップしました。空模様がよければ、富士山が見られたはずですが、現時点では見られず。

ティーセントホールでは、シャガールやルオーなどの版画を見ることができます。時間を気にしすぎていて、落ち着いて見ていない。

下諏訪町立 諏訪湖博物館・赤彦記念館

面白い形の建物ですね。目立ってはいますが、景観を損なわない建物で、四角い建物に入口つけただけの暗いイメージの博物館が払拭できているデザイン。

企画展でやっていた、癒やしのアートKIZAN~カワイイの原点 岩波基残~。

コミカルで可愛らしい絵を描いてますね。漫画を描いているかのように、親しみのある描き方で、町や、人々の様子を描いています。楽しそう。

岩波其残(1815-1894)は文出村(現・諏訪市豊田文出)生まれ。俳人、画家など、芸事の人だったみたい。豪農のもとに生まれるが、家業は合わなかったらしく、家督も譲り芸事に打ち込み、いろんな所に旅をした。旅の理由は楽焼きを通じた知人の愛人と駆け落ちて、一度戻るも場所が無く、再び旅に出る。その後戻って、諏訪に落ち着く。主に俳諧に勤しんだみたい。

長野県下諏訪町が所有する「諏訪の下駄(げた)スケートコレクション」を国の登録有形民俗文化財とするよう、国の文化審議会が20日に答申した。諏訪地方で考案されたという下駄スケートは安価で手に入りやすく、各地にスケート文化が普及することに大きな役割を果たしたと評価された。今後、官報の告示を経て登録される。

 下駄スケートは1906(明治39)年に下諏訪の飾り職人によって発明された。下駄の底にブレード(鉄製の刃)を付けたもので、当時、外国製のスケート靴が現在の価値で約25万円だったのに対し、下駄スケートは約3千円と安かった。

2023/1/30 朝日新聞DIGITAL https://www.asahi.com/articles/ASR1Y72NSR1RUOOB00J.html

諏訪法性兜。信玄がかぶったとされている兜。展示は2月12までだったらしく、今はレプリカで見ることができるそう。

館の名前にもなっている島木赤彦(1876~1926)。歌人。

斎藤茂吉と平福百穂ぐらいしかわからない・・・。激弱分野。

北澤美術館

特別展 エミール・ガレ、自然への眼差しが催されていました。アールヌーボーの草分け的な人ですね。

エミール・ガレ「ひとよ茸ランプ」
エミール・ガレ「ライラック文台付花瓶」

北澤美術館がもつコレクションはとても優秀。画像に出せませんが、近現代日本画家のコレクションも良い作品が揃っています。東山魁夷、小倉遊亀、山口華楊など。私の好きな、魁夷の《晩鐘》が見られたら良いなと思ってましたが、願いは叶わず。どこかに巡回していたのか、しまわれていたのか。

サンリツ服部美術館

北澤美術館の間となりにあります。ほぼ、撮影禁止でした。生誕120年から棟方志功を取り立てていましたが、薄い。話が飛ぶが、棟方志功記念館が 3 月 31 日で閉館する。コレクションは青森県美術館に移される。
「辰年を祝う」という企画展も行っていて(25日まで)、龍が描かれた、みれる作品が展示されていた。これもなんか薄かった。龍に焦点を当てることって相当大変なことだと・・・。

内部で撮った唯一の写真

そろそろ時間ですよー。次行ってください。と、自分で自分を押し出すかのように、次へ次へと回った感じになりました。開館時間と私の行動が合わずに入っていない館もあるのですが、入っていたらどうなったものか。
もっとゆっくりと見たかったものが沢山あった。この辺りには、また行く機会があると思うので、悔やまれる部分はそっちで補填できればなと。

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