今日は、全日本かまぼこサミットの主宰として（私しかいないけど）ちょっと語るよ。
土佐蒲鉾さんのすごい商品「旨蒲粉（うまかまこ）」！
「旨蒲粉（うまかまこ）」は魚のすり身をフリーズドライにした粉。
割合の水を加え練って、すり身にする。
それを蒸すか、焼くか、揚げるか、煮るか自分で成形しながら家庭で蒲鉾が作れるワケです。

この商品を見て、かまぼこ関係者さんは眉をひそめるかもしれない。
でも、世の中のお魚離れの観点からちょっと考えてみてください。
プロの料理人によるお魚料理は旨い！
でも、毎日は食べられない。
家庭で作るのは手間がかかる。臭いや煙など処理が大変。
こんな何気ないところからお魚離れが始まり、わざわざ子供達に魚がいかにおいしくて体にいいか教えなくてはいけない事態になっています。
そりゃあ、私だって、骨なし魚なんてイヤですよ。でも、きっかけにはなると思うんです。

かまぼこだって同じこと。
千年に渡り日本人の日常にあって当然のおいしい食べ物。
でも、今の世の中…他にも山ほど食材がある！
それと対抗していくためには消費者が家庭で手軽に作れることも大きな鍵の一つだと思うわけです。
そりゃあ、プロのかまぼこ職人さんが作ったお店のかまぼこがダントツに旨い！そうに決まってます！
だから「やっぱりお店のかまぼこの方がおいしいわ」「昔懐かしい味はやっぱりお店のかまぼこ！」って絶対、戻ってくるはず。
この「旨蒲粉（うまかまこ）」はそんな相乗効果を生んでくれる商品だと思います。
それに水産加工業のみならず、ものづくりのプロなら分かるはず。
この商品の開発には並々ならぬ苦労があっただろうと思います。
私は職人さん、技術者さん、研究者さんを心から尊敬しています。

皆さん、一度、ご家庭でかまぼこを作ってみませんか。
プロのかまぼこ屋さんも「旨蒲粉（うまかまこ）」の試みを応援よろしくお願いいたします。

魚の旨味そのままに！フリーズドライすり身「旨蒲粉（うまかまこ）」とは！？
すごい発明だよ、コレ！↓
http://tosakamaboko.co.jp/umakamako.html
調理法も必見！↓
http://tosakamaboko.co.jp/uma-tyouri.html 

外でスマホから投稿なのでなかなかうまくいきません。あとで手直しするかも。写真もうまく貼れません。