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浅井春夫立教大学名誉教授ならびに新日本出版社に対し抗議文を送付しました

2023年6月10日に出版された浅井春夫立教大学名誉教授の著書『性教育バッシングと統一協会の罠』(発行元・新日本出版社)において、UPFとその活動について明らかに事実と反する内容が含まれていました。UPF-Japanでは、こうした虚偽の情報が流布されることは弊団体ならびに関係者の名誉を著しく傷つけるだけでなく、社会に与える誤解や影響が極めて甚大であることから、7月4日付で浅井氏ならびに新日本出版社に対し、以下のような抗議文を送付いたしました。


抗議文

令和5年7月4日

被通知人
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-25-6
株式会社新日本出版社
発行者 角田真己殿
著 者 浅井春夫殿

通知人
〒160-0022
東京都新宿区新宿5-13-2 成約ビル5階
UPF-Japan
事務総長 魚谷俊輔

6月10日に貴殿が出版した『性教育バッシングと統一協会の罠』は、その内容において日本における性教育バッシングが「統一協会とそのフロント団体による策動」であったとする荒唐無稽な陰謀論であり、極端な左翼的イデオロギーに基づいたその議論は書評にすら値しないレベルのものです。
しかしながら同書は議論の内容が無価値であることを越えて、虚偽の事実を流布することによってUPFならびに安倍晋三元首相の名誉を著しく傷付けるものであるため、ここに厳重に抗議します。

その虚偽の事実とは、同書の85〜88ページにかけて安倍元首相がUPF主催のオンラインイベントに映像メッセージを送った件に触れる中で、安倍元首相に対して「膨大な講演料がUPFから支払われたことはいうまでもありません。その講演料の多くは、日本の統一協会が信者からの〝献金〟によって担わされてきたお金です」(p.87)と述べている部分です。同様の表記が「大物政治家とみられていた安倍元首相に相当な金額が講演料として用意され、手渡されたことは想像に難くないといえます」(p.87-88)ともあります。
一般に「いうまでもない」とは、「口に出す必要がないくらい明らかである」という意味です。したがって87ページの記述は単なる憶測や論評の域を超えた、「UPFから安倍首相に対して膨大な講演料を支払った」という事実の適示に当たりますが、これは明確な虚偽であるため、断固として抗議します。

講演の中でも明確に述べられているように、安倍元首相はUPFが世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力してきたことと、UPFの平和ビジョンにおいて家庭の価値を強調している点を高く評価してくださいました。それゆえにUPF主催のオンラインイベントに無償で映像メッセージを送ってくださったのであり、UPFから安倍元首相に対して講演料を支払った事実はありません。

にもかかわらず、多額の講演料が支払われたと断定することは、UPFと安倍元首相が金銭的な利害関係で結びついていたとの誤解を読者に与えるものであり、UPFならびに安倍元首相の名誉を著しく傷付けるものであると言えます。

したがって、貴殿の出版物における発言は、UPFに対する名誉棄損に当たるため、それに対してUPFは断固抗議し、該当箇所に対する撤回と謝罪を要求します。

本書面到達後1週間以内に誠意ある回答を求めます。


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