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【ARコンテンツの作り方】ARでオフィスへの道案内を作ってみた

昨日に引き続き、アップフロンティアではAR開発サポートツール「CFA(シーファ)」の使用感の確認を兼ねてARコンテンツを制作してみました!

第2弾は「アップフロンティア ARナビゲーション」です。

配置ツールで空間を認識

海底都市の時と同じく、CFAでは「配置ツール」を使って空間を読み込むのですが、今回はもう少し足を伸ばして300mでコンテンツを制作してみました。

前回と同じく、慣れとコツは必要ですが、完成の姿に想像を巡らせながら直感的な配置ができるので、非エンジニアでも簡単に使えそうです。


階段の傾斜にもピタッとくっつく

今回のナビゲーションは「地面」と「空間」のそれぞれにナビゲーションオブジェクトを置いたのですが、「地面」へ配置したナビゲーションは階段などの傾斜でもうまくくっついてくれました。

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ピタッと地面に張り付いているように見えるので、演出の幅が広がりそうです。


あまりに広範囲なコンテンツは難あり

前回に比べて、スタートからゴールまでの距離をかなり伸ばしてみたのですが、あまり距離が広すぎるとオブジェクトの位置がズレてしまいます。
初期位置を設置して 20m~30m 程移動すると徐々にオブジェクトがズレてきてしまうので、今回は「20mほど移動したらコンテンツを再読み込みして自分の位置とオブジェクト配置をリセット」…という動作を繰り返しています。

広域対応についてはアンカー方式以外を検討していますので、続報をお待ちください!


制作期間は1.5週間!

なんと、今回はデザインから実装まで1.5週間!
アプリとして配布するにはもう少しユーザーがイレギュラーな動きをした時の誘導なども入れるべきなのですが、そういったブラッシュアップを除いてもかなりのスピード感で実装できたのではないかと思います。

「xRコンテンツは完成度を高くするには開発期間は長くかかる」というイメージもあるかもしれないのですが、CFAを使えば比較的短期間で制作可能です!


さいごに

今回は自分たちで制作した「CFA(シーファ)」の制作所感をまとめてみました。AR自体がまだまだ発展中の分野で、日々、できることが多くなってきています。(逆に、カンペキに表現できない箇所も…。)

そういったARの現状をお伝えしながら、Webやアプリに次ぐ「新しい表現方法」としてARが選択肢に上がるようアップフロンティアとしては努めていこうと思います。

もし、ARコンテンツの制作にご興味のある方はぜひお問い合わせください!


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