3月1日（金）に東京都が運営するスタートアップ支援の拠点「TOKYO UPGRADE SQUARE」にてピッチイベントUPGRADE with TOKYO第37回を開催しました。

【UPGRADE with TOKYO 第37回 開催概要】
開催日：2024年3月1日（金）
会場： TOKYO UPGRADE SQUARE
（新宿区西新宿二丁目6番1号　新宿住友ビル25階）
募集テーマ：『誰もが利用しやすく、楽しめる公園の実現～2025年デフリンピック大会を契機に～』

都は「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」に基づき、日比谷公園を段階的に整備しています。日比谷公園を、年齢、性別、国籍、障害の有無等に関わらず、誰もが利用しやすく、楽しめる公園に進化させるための取組を進めているところです。
2025年のデフリンピックでは、オリエンテーリングの競技会場となる日比谷公園に多くの方が来園します。そこで、このデフリンピックを契機に、聴覚障害者や耳の聞こえにくい方も含め、公園を訪れるあらゆる人の間でのコミュニケーションを支援し、活発化するアイデアを募集します。

　■都における課題
「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」では、日比谷公園を誰もが必要な情報にアクセスしやすい公園にすることを目指しています。
・窓口での対応や園内案内を安心して受けられることが必要。
・聴覚障害者や耳の聞こえにくい方も含め、公園を訪れた人同士が、相互にコミュニケーションを取り、円滑に交流できることが必要。

■期待するサービス等の例　

【AI手話認識】手話の文字・音声変換又は音声の手話変換により、コミュニケーションを支援するツール・サービスとその活用アイデア。
【AI音声認識】賑やかな園内（屋外）でも確実に対象者の音声を認識し文字変換することで、コミュニケーションを支援するツール・サービスとその活用アイデア。
【AR・音声認識等】スマートフォン等により、緊急時や災害時に危険を知らせる音やサインなど必要な情報を聴覚障害者へ届けるツール・サービス。
【その他】公園を訪れた人同士が、手話等でコミュニケーションが取れるようにするアイデアや取組。
※上記は公園施設整備を伴わないもの。また、専用アプリのインストールを求めない形が望ましい

■イベントの様子

優勝は、ハイラブル株式会社（https://www.hylable.com/）に決まり、「「窓口会話支援」と「にぎわい見える化」で 日比谷公園をみんなで一緒に楽しめる Hylable for Parks のご提案」というテーマでご提案いただきました。

本ピッチにおける登壇企業は以下の5社となります。

■登壇企業
①株式会社ObotAI：https://obot-ai.com/
「AI手話認識技術、 次世代の多言語AIソリューション」

②株式会社デジタルアテンダント：https://digitalattendant.co.jp/
「手話認識AIによるスマートパーク構築」

③株式会社Spacial：https://www.spacial.co.jp/
「音の見える公園」

④一般社団法人障がい者自立推進機構：https://paralymart.or.jp/association/
「公園鑑賞 ~日比谷公園の多様な美しさを発見しよう~」

⑤ハイラブル株式会社：https://www.hylable.com/
「「窓口会話支援」と「にぎわい見える化」で 日比谷公園をみんなで一緒に楽しめる Hylable for Parks のご提案」

過去に開催したイベント情報も公式ウェブサイト（https://upgrade-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/）にて公開しております。
ぜひご覧ください。