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ローソク足「負けた人」の思考について

こんばんは。数です。

【負けを認めることから好転する】を
外国為替市場に当てはめて考えてゆきます。

#ヒゲは負けた人
#損失回避
#プロスペクト理論
#心理的安心

今回は前回のnote
ローソク足の実体とヒゲの意味】から続き
【負けた人】の思考をまとめてゆきます。

今回のnoteでポイントとなるのは
「ヒゲ」=「負けた人」は
その負け(ヒゲ)がなくなることを願ってポジションを持ち続けるプロスペクト理論が思考回路を巡るということです。

【プロスペクト理論】は
僕なりの解釈を含めて記述すると、
「損失を回避するように人は期待する思考を持ち、その思考に矛盾ないような選択をし続ける傾向があり、心理的安心に達するまで選択を保持する」
となります。

説明が長いので、外国為替市場に当てはめて記事すると
「ヒゲが無くなることを願って、そのエントリーを持ち続けるか、追撃して加速させる選択をしやすい。」
となります。

補足的な説明ですが
この【負けた人】はそもそも負けようと思ってそこにポジションを持ったわけでなく、勝てると期待してポジションを持っているので、そのポジションが負けないように願うか、追撃するかを選ぶわけです。

ポジションが手放されない限り
チャートはほぼ大きく逆に動かないので
基本はヒゲの出る方に順張りすることをお勧めします。

1分足 USD/JPY

ここで実際のチャートを眺めてみましょう。

これはアメリカドルでのチャートです。
ヒゲの存在が見にくいのですが、基本的にはヒゲが出ている方に、そのヒゲを無くすようにチャートが続いているのことが多いことがわかります。

ただ、
ご存知の通りヒゲは上にも下にも出るのでどちらを見たらいいのかわからないじゃないかという方もいらっしゃると思います。

このnoteでは、プロスペクト理論により
基本はヒゲが出た(負けた)方向にチャートが進むことを説明するものなので、上下どちらを見るべきか、あるいは上下がいつ切り替わるかはここでは割愛させていただきます。

しかしながら、その説明は
上記の【プロスペクト理論】にある
「心理的安心に達するまで」にあるとおり
ちゃんと見極めていけるので、この見極めと方法についてはまたあとのノートで説明いたします。

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