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数正の出奔

どうする家康33話を観た。

石川数正さんが秀吉のもとに行ってしまったよ。。

史実では出奔の理由はわかんないらしいけど、
ドラマでは、談判してばっかで疲労に満ちた顔が印象的だった。
秀吉のつくったきらびやかな大阪の街に舌を巻いて、自分のとこの領地と比べただろうし、
実際に何回も秀吉の城に出向いてるからこそ、妻ならびに弟まで強かに調略してくるその層の厚さに、勝てん。。とおもたのかなぁ
直政とかね、外野の若者は、現場を見てないからね、そら反対するよね。

て、これサラリーマンすぎる。。
毎年の予算調整、決裁、なんやかんやの揉め、苦言。。既視感。。疲れちゃうよね⭐︎

それはさておき
このドラマ、音楽とセリフをあえて合わないものにして、深刻さを伝えてるとこがおもしろいわ。
何話か忘れたけど、
瀬名を失って、信長の前でたぬきおやじ面する覚悟をきめたときの超笑顔のエビすくい、裏でめちゃくちゃかなしい音楽なってたし
今回も数正さんが殿に最後の挨拶、叱咤激励をとばすとこもアツくてアゲなセリフなのにめちゃくちゃかなしい音楽だった。
ひとは言葉とは裏腹な行動をするのが伝わってきたわけよ

殿は天下人にはまだなれない、数多くの同志みたいに殿まで失いたくないから生きながらえてほしい、だから機が熟すまで、どうかそのままで。自分がいたら勇気づけられてやみくもに勝機を探してしまうなら、あえて離れる。殿の戦意をそぐことにする、というのを最後の目標にしたのかなぁと
しんみり。数正さーん。


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