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【製図】温浴施設のろ過設備の大きさ

日本は観光立国の機運が高く,実際に外国人旅行者も増えております.都会だけでなく,千葉県いすみ市のような田舎ですら,観光産業が活性化し始めてます.そんな社会的ニーズの影響で,今後の製図本試験では,宿泊施設(平成29年に出題)や温浴施設(平成26年に出題)が出題される可能性が高まっているため,大浴場などの温浴施設のろ過設備について解説しておきます.

↓の画像が以前,見学した宿泊施設ろ過設備室の様子です.画面左下にヘアキャッチャー,その奥にモーター,右側の青いタンクがろ過タンク(砂式)です.

温浴施設のろ過設備

↓の機器は,循環水の塩素濃度を制御し,必要に応じて,塩素を投入する装置です.レジオネラ菌対策にもなります.

宿泊施設や温浴施設に大浴場を計画した場合は,建築常識として,循環ろ過とのために,全体で15㎡以上のろ過設備室が必要になることを知っておいてください.


以上

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