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明日美容室に行くので。

以前、身だしなみは武装に等しく、プロの手にかかった後の己はいつもよりも外的な防御力が高いはずだとnoteを書いた。

7年ぶりくらいに美容室に行って感動したあまりの衝動で書いたものだけれど、今読み返してもなかなかに良い文章だと思う。
そして、やや想定よりも遅めであろう明日、改めて美容室である。予約を入れた。

なぜなら週末に楽しみがあるからだけれど、先だってのnoteを踏まえるとこれはもはや「明日、装備最強にしてくるんで」くらいの堂々たる宣言である。

人生においての強い宣言部類である。
明日、私、強まるので。みたいな。行こうと思えばラスボス行けます、みたいな。

なんとなくだが定期的にこの類の宣言をする人々の楽しげな語調が判った気がする。
そりゃ楽しいよな、と思う。楽しめる人は特に。

もちろん担当さんと気が合わないとかなんでか話が合わないとか苦痛の要素の可能性は想像に難くないけれど。
世の中の人はこんなにも簡単に強くなっていたのか。

思えば母も早くから髪の根元が白いのを気にして定期的に美容室に通っていたし、経年で髪質も変わってきた今も近所の店を贔屓にしている。
そう考えると母は相当強かったのだな。それ以外にも芯のある人だ、加えて防御力も高かったのだ。子から見て納得の姿である。

力を持つものはそれに相応して力の運用に対する責任を持たねばならない、という持論にこの防御力を含めるかどうかの脳内会議をしてから眠ります。

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