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創作

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二次創作は雑多です。現在「それを恋と言う。」という創作BLを趣味で描いてます
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「あれから」

とりあえず終わりましたが、自分用に本にまとめる予定なので、そっちは少し修正したり、加筆したりしようかと思ってます。大分流れを荒く書き始めたのでGW中にじっくり読んで考えたい。 ファンタジーの過ぎる生存ifですが、山崎の戦い後生きていて天海になったらという流れで、好き勝手に描いてみました。あれこれ説明するのは野暮ですが、本当に信長だったのかどうかは分からないようにしたくてああいう表現にしていました。ただ、この十兵衛はあの後きっと家康と再会し、平和な世を築いていくために尽力したと

麒麟がくると私⑨

この前つくづく思ったんですが、あんなに良く表現されているのにも関わらず、十兵衛は主人公として陰の部分が大きすぎる。敗者で終わる主人公は真田信繁や西郷隆盛とか、近年でもいないことはないけど、光秀というのがまた輪をかけている感じがする。敗者というか、敗者の中でも本当に歴史の中に消えていった感の強い武将なので(信繁とかは試合に負けたが勝負には勝った感が強い)陰というか、儚いというか。でもそんな素材をああいう形にもっていってくれたのは救いな気がする。それにしても、こんなにいつまでもひ

雑記

令和の悪魔くんですがまだ観てません。ネトフリに入ることというより、契約するのが面倒?というか、時間がかかるタイプです。ネトフリのことよく知らんけど。下手すると悪魔くんの方は観ないで終わるかも。 元々「契約は簡単ですが、解除するのが手間」なのがあまり好きではなく、某大手同人誌買取販売会社なんかサイトのどこ探しても解約できないし(それがわかってから一切利用していない)、どうも一度掴んだら離さない的なのが苦手。むしろ簡単に契約解除できる方がまた契約しようかなと思ってしまう。この前保

麒麟がくると私⑧

この辺りまでくるといよいよこの人頭おかしいのでは??と思われるかもですが、いや、本当に無理なんですよ。ここまで3年、延々と咀嚼を繰り返しています。 今回のどうする家康を見て、松潤家康が家臣たちに話をした後、「止めるならお前らも殺す」くらいのことを言ったのがちょっとびっくりで、まあそのくらい信長のことが許せなかったんだなと思ったのと同時に、ああ、まだこの家康は前の家康のままで、完全に化けている訳ではないなと思いました。 そしてこの台詞で思い出したのが麒麟の十兵衛で、十兵衛は

麒麟がくると私⑦

前回いきなり本能寺カウントダウンが始まりビックリしたどうする家康ですが、まさか殺すとまで言い出すとは思いもよらなかったです。好機を待つ、いつか天下を取るまで道化に徹する、とかそんな感じかと思いきや、あんな明確な殺意を持っていたとは。つか心の中で殺すって思いながらおもてなしして、一緒に馬に乗ってキャッキャウフフしていたとか岡田信長が気の毒すぎる。これ、来週もう少し詳細がわかるかもですが、考えられるのは ・本気で憎いと考えている。そもそも酷い目に遭わされ馬鹿にされ妻子まで殺す羽

麒麟がくると私⑥

来るたび思うんですけど、私、金華山ロープウェイと解釈一致してんですよね。扉が開閉するたびに「やめて離さないで」と心の中で叫んでます。 今年は春の一人旅を岐阜にしました。久しぶりの日帰りですが、今回は麒麟がくるのチーフプロデューサーさんや脚本家さんの講演会もあったんでそこがメインです。 今回はこの辺りをじっくり回ることにしました。この日予報は良くなかったものの、講演会の会場につくまでは上手い事雨も降らず、岐阜城周辺を散策中は晴れてとても暖かかったです。(19度くらいあった)

麒麟がくると私⑤

またなんかスイッチが入ってしまった(笑)いやもう何回言ってんのかな…自分は元々ハッピーエンドが好きなんですが、バッドエンドというか、一緒に地獄に堕ちていくのも決して嫌いではないというか、そういうCPをほむほむのように何度でもループして(脳内で)幸せになるルートを探し続けているというか。 麒麟の展開は十兵衛からしたら本当に信長は変わってしまったわけで、理想の上司になって自分との関係も最高に良好になっていったと思ったのになんか権力に憑りつかれた感じになってしまいには自分のいう事

創作物のお知らせ

あと4Pくらいで終わるんですが、今ちょっと立て込んでいるので、12月初めくらいになれば終わると思います。その後入稿予定ですが、今までみたいにpixivFACTORYで作ってもらうか、コピー本で自家通販かのどちらかだと思います。コピー本の方が色んな関係上良さそうですが、数は少部数になります。取り扱うのはBOOTHになると思うので、もし読んでみたいなと思われる方がいらっしゃればよろしくお願いいたします。前に出した生存if本も、すでに3年目突入するのに時々お求めになってくださる方が

麒麟がくると私④

円盤を時折見返しては考え込む日々が続いています(2年目年末)今、叡山焼き討ち後、義昭と信長の関係が悪くなってきてるところらへんです。当時は東庵と摂津の芝居がかった言い回し&駒メアリースー無双がいらんな~と思いながら観ていたので気にならなかったんですが、そういえば松永久秀も十兵衛に対して「信長つくったのお前だからな」的なことを言ってましたね。十兵衛も「織田信長は死んではならん」言ってるし、なんかなぁ…そうなんだけど、何でこうなったのか、本当に信長と十兵衛は一心同体がテーマなんだ

雑記

もうすぐトーハクで国宝展やるんですが、当然トーハクの国宝展なので巡回とかないし、いよいよTOKYOに行こうか悩んでます。西洋美術館でやってるピカソ展も巡回あるか待ってましたが、どうもなさそうで、これも絶対観たいなと思っていたし、セットで上野に行くかな…しかも同時期に都美では岡本太郎だし。まあこれは愛知来たら行くつもりなのでいいんですが。 会期の短い国宝展が12月11日で終了なので、どこかのタイミングを狙いたいと思います。あとポーラ美術館でやってるピカソ展も行きたいんだった。ま

まだ言ってますが

いやこの前帰蝶Pにお花あげてた麒麟信長のこと思い出して、あの頃は好きな相手にいいプレゼントあげられるようになったのに…と思ってハッとなったんだけど、あれ彼女にあげたというより、お母さんにあげた感じなのかいね…(震え)あの膝枕も、帰蝶Pは夫を膝枕してるつもりなのに、信長の方はお母さんの膝枕だとしたらとんでもないよな…そりゃ帰蝶Pも十兵衛にお前が責任とれやって言う訳だわ。そうやって帰蝶Pともすれ違い、十兵衛も大きな平らかな世を作れる人、もしかして麒麟を呼べる人かもと思って仕えてみ

本能寺の変に寄せて「麒麟は来ていたのか?」

先日、資生堂アートハウスで開催されている「工藝を我らに」展を観てきたのですが、図録の中に掲載されていた参加作家たちのリモート座談会の文を読んでいて、印象的な一文がありました。 それはある作家さんが会社勤めを辞めて工芸家の道に入ろうとした時、「もしこの先、日本が再び戦争の道を歩む事になり、爆弾が落ちて何もかも無くなっても続ける覚悟があるのか」と問われ、そんな覚悟もなく、続けますとは言えなかったそうで、この方は実際のところ不安の中でそんな覚悟はなかなかできないもの、覚悟があると

来たでも来るでも来なかった訳ですが

麒麟の脚本をされた池端先生のトークショーがオンラインでも参加できそうだったのですが、所用で参加できそうもなかったので、後で検索したら誰かしらまとめているかな~と思い、帰宅後調べていたら、とても丁寧にまとめていた方がいたのでありがたく読ませていただき、今情緒がとんでもないことになってます。 いや、信長の花押に麒麟の麟使ったのあるんで(※諸説あります)確かにそれ初めて見た時、あれ、信長って自分がそういうのを呼ぶ存在と考えたのかな?と思ったんで、まあ驚くような話ではないんですが、

麒麟がくると私③

確か前が②だった気がする。どれだけ他の大河を観てても、未だに結局麒麟が着地点なので、また少し吐き出したいと思います。いやこの人まだ振り回されてんの??と思うかもしれません。私もそう思います。何でなんですか? 今回の鎌倉殿を観ていて、とても面白いなと思ったのが、歴史は男だけではなく、むしろちょいちょい女が回してる(良くも悪くも)、というのが明確に描かれているところです。八重の矢文で急を知らせる行動とか、亀の前から政子にアドバイスするところとか、義経が追い込まれる心理を最終的に