Echo means tragic admiration Urania leans by unmoved decoration Rather swallowing bitter tear than wiping them out A bit of sunlight brings me tons of melancholy Silence tells more than oration I stand alone in a deep deep forest All eyes s
具象画の君 来世で逢おうと言ったのに ついて回る記憶の端切れ ターコイズの夢さえも 明日まで保たない 自己の内部侵食 雪が降り積もるごとく ぐらつたあじゆ 20240426
吝嗇を手なづけて 貪欲の手綱を引く バルナ見よ、海は青く あの空が溶け込む所へ 具していざ馳せゆかん りんどばあぐ 20240331
雲を踏み分け 白いスプールを残し 偽証の酸味を想起すれば 離散するトライアド くしぎり 20230227
闇とはいえ縁は青い 雲間の星を探すように 逸らす君の瞳をのぞき込む くすりと笑うのは君か私か やくそく 20240131
見せてみろ心の襞の奥の奥 聞かせてみろ喉を切り裂く叫び声 理非無きは嗤え 葉書の周りが闇に溶け 終に君には会えなかった 霜が降りるように感情が次第に動きを止め やや左に傾いだ空が見下ろす みきりはつしや 20240121
浮いた話を ついぞ聞かぬ 私事外出届 見て見ぬふり うつしみ 20240118
レンジフードから覗く奴 閉まらないドア 雪解けの冷凍庫 後ろにもほら れんしゆう 20231214
罵詈雑言のように雨が降って 何と言ったか聞き取れなかった 連絡も今や取ることも出来ずに ばなれ 20231130
希望はしていなかった たまに出会うそんな程度 幸先の良さと評価して 重ねた襟のコントラスト ばれないように強くする きたさかば 20231122
飲み込む言葉と 律する感情 まだ、息をしている 気持ちの上で のりまき 20231118
四肢を伸ばしても 機微を感じることはできぬ 悶え苦しんでも 飲み下したものを吐き出すことはできぬ しきもの 20231117
西に向いてあと数歩 建物は既に朽ちている 門扉の隙間に体を捩じ込み ノートのような廊下を渡る ドアが音もなく開いた 裏側を見なくとも分かる 忍び寄る悔恨の感情 にたものどうし 20231109
霧が浸す煉瓦道 多少なり月の光 寓居を照らすか 二項対立の夜に きたぐに 20231107
擬態する 四季と 君の笑み ぎしき 20231106
無い物ねだりの樹々のざわめき 気にした矢先の足元にライター 浮ついた紅葉に目線を合わせて 皿のような満月から顔を背ける 欺瞞なら謝罪は不要でしょうか なきうさぎ 20231104