うたの☆プリンスさまっ♪雑感。

大変ご無沙汰しております。
本業が慌ただしく、前回の投稿から1年以上空いています…。
そして今回は、これまでの投稿とはまっっったく関係のない、「うたの☆プリンスさまっ♪」(以下「うたプリ」)というゲームについての話になります。
今までの投稿は私自身の文章の練習であったためである調で書いていましたが、今回はより素直な想いを書きたいのでこの調子で参ります。
看護には触れません。ご了承ください。

まず、今回なぜこの「うたプリ」について突然語り出したかについてですが、2023.4.1のエイプリルフールに発表された「うたの☆プリンセスさまっ♪」(以下「バクプリ」)とそれに伴う炎上に対して、自分の思いを整理してみようと思ったためです。
拙い文で長くなります。ご興味のある方のみお進みください。

私がうたプリと出会い、推してから12年ほど経ちました。元々はPSPのゲームソフトとして、2010年に発売され、6月で13歳になるコンテンツであります。その後も人気は高まり、ファンディスクや続編、移植版等が発売されました。ゲームの内容についてはここでは特に触れません。アイドルを目指す(アイドルになった)男性との恋愛シミュレーション乙女ゲーム+時々音楽ゲーム、といったところでしょうか。気になる方は検索していただけますと幸いです。

うたプリはタイトルの通り、歌がキーになるコンテンツですので、キャラクター達が歌う楽曲がCDになり、名だたる声優陣や3Dモデルのアイドル達がLIVEで歌って踊るようになりました。ファンに愛され、ファンを愛するアイドル達の言葉が紡がれた楽曲はどれも素晴らしく、現在までに280余という数の楽曲が発表されています。その楽曲制作において無視できないのは、音楽プロデューサーの上松さんの存在です。彼の才能は確かなもの(とんでもなく上から目線で申し訳ございません)だと感じていますし、彼がつくりあげ、プリンスたちが歌いあげた楽曲に涙したことは一度や二度ではありません。私自身も歳を取りましたが、うたプリに登場するアイドル、ST☆RISHやQUARTET NIGHT、HE★VENSに所属するアイドル達も成長しています。楽曲により表現される自身の在り方や、困難を乗り越えた先にある高みへの思いなど、この13年間でファンはアイドル達と共に過ごして参りました。
その間、私自身はファンとしてずっと最前線にいたわけではありませんし、今でも見方によってはライト層と思われる方もいるかと思います。ゲームをプレイしたのは発売から1年以上経ってからですし、未プレイなソフトもあります。タイミングが合わずキングダムは一度しか入国できず、7thは仕事柄現地は諦め、ライビュ参戦でした。スタツアで引き戻され、10回は搭乗しましたがそれでも決して多い方ではないでしょう。プリンスたちの成長を感じてスタツアは毎回泣いて劇場を後にしていましたが、ずっと推し続けていた方々の感慨は一入であったと思います。

スタツアのクオリティに感動し、これからまた展開していくことが本当に楽しみだとワクワクしてるいた矢先、今回の騒動が起きました。
エイプリルフール企画は毎年凝っていて、それも楽しみにしていました。Shining Channelはファン垂涎の内容だったのではないかと思います。時間が許す限り多くの動画を拝聴しましたが、アニメのようなテンポ感とはまた違い、ゲームやドラマCDでのやりとりを彷彿とさせるようなアイドルたちに頬が緩みました。立ち絵も新しくなっており、かつて開発の報せがあったDolce Vitaの進展を期待せずにはいられません。13周年を迎える6月に何か発表はあるだろうかとはやる気持ちを抑えつつTwitterを見ていると、バクプリの文字が。

バクプリ?

調べたところ、「うたの☆プリンセスさまっ♪」と書いてあるではありませんか。略してうたプリ…?だね…?彼女らは…?
かわいらしいモデリングとエレガのセンスが光る楽曲。私の第一印象は
「エイプリルフールにしては手込んでるなー!かわいい!」
でした。今も、素敵だとは思います。これは素直な感想です。
ただ、アマチュアの方でさえMMDを駆使して素敵な動画を作られる時代です。低くはないけど高いとも言い難いこのクオリティで、どこまでの層が反応してくれるだろうか、というのも思っていました。
しかし、どうやら上松さんは激推ししている…?んー…そうか、「プリンセス」を公式なうたプリファンの呼称としていたけど、実際はずっと前からプリンセスも構想はあった、と。
エイプリルフールのネタなのかなんなのかわからない状態、にも関わらず一部(というか大勢)のうたプリファンからのリプライが上松さんに届いていました。
私はこの時点では特段何とも思ってないというか、「イチコはもう過去で、公式でプリンセスがとうとう出てきたかー…」くらいでした。
どなたかがツイートされていましたが、私もこのバクプリの「プリンセス」と、うたプリのプリンス達が呼びかけてくれる「プリンセス」は別物だと捉えていたからです。
彼らが呼んでくれているのは私たちファンのこと、春ちゃんのことであって、バクプリの女の子たちではないと思っています。
なので、それほど呼称にこだわってはいませんでした。

日付が変わって4/2の深夜、上松さんからのお気持ち表明。
このツイートをみた時、複雑な思いでした。
自分の中ではずっと育ててきた子達で、名前も変える気はない。せめて世界線はぶつからないようにする。でもちょっと傷ついてこの状態じゃプリンスに関しても曲作れないわ
ってこと??

もちろんね、ずっと育てて、ようやく日の目を見た子達に思い入れがあるのはわかります。当然です。
学芸会に出る我が子を見ているような気持ちでしょうか。私も歳を重ねたため、プリンスたちが息子のように感じることさえありますし、これから益々成長していくのもとても楽しみです。
でも、こちらとしては、突然「実は何年か前から、君と貯めてた養育費(うたプリの売上)でこの子達のことも育ててたんだ!これからもよろしくね!」って言われて、どこの誰かもわからない隠し子が出てきたようなものです。

誰!?え、知らない。無理無理。
ってなるでしょ、そりゃあ。

企業として、売上で別企画を進めて更なる発展を…というのは当然なので、そこも誰かが咎められるわけはないんです。わかっています。
でもね、
突然出てきたよその女の子(しかも自分と同じ名前をつけられている)を応援してねって言われても、感情は追いつかないですよね。

どちらも感情だけで話していては埒があきません。
4日経過してようやく発表された🥦からの声明。
この文章なら2日のうちになんとかならなかったかな??
バクプリは譲れない、でもせめてうたプリとは違う世界線でやるね…程度のことに4日もかけた、と。

なんでしょうね。
いや、うん。
価値観の違いですね。
「プリンセス」という単語にかける想いがすれ違って、もうきっと交わらないレベルまで進んでしまったのでしょう。
うたプリのファン、プリンセスたちは、私と同世代のアラサーが多いかな?
ある程度社会経験を積んだアラサー〜アラフォー女性って目が肥えていますし、蔑ろにされたな、と思うとそこを追うほどの熱意はないのではないかと勝手に思っています。
🥦への御布施、もうしなくていいなって思ってしまいそうです。
もちろん、そこを断つとうたプリの制作費にも割かれないのだと思うと悩ましいです。ですが、グッズを買う時、多かれ少なかれこの件が頭をよぎるのではないでしょうか。
不買まではいかずとも「うーん…やっぱいいかな」が増えるのではないかと感じます。

ただ、私含め多くのプリンセスは、「プリンスを愛している」ので、まさに人質に取られている心境と思われます。
ST☆RISHを、QUARTET NIGHTを、HE★VENSを応援しているのであって、Dolce Vitaを待ち望んでいるのであって…
女の子アイドルを推したいわけではありません。
かと言って、今更「うたの☆プリンセスさまっ♪」も頓挫することはないんでしょう。

ファンは、プリンセスは、泣き寝入りするしかないんでしょうね。
🥦がその選択をしたことが辛く悲しい事実となって降りかかります。
ファンの望んでいたことより、企業としてやりたいことを優先したのがこの結果。
私は自分が大事にされてないことに敏感なので、今回の件はかなりこたえました。
浮気されたことを認めたくない気持ちに似ています。多分。
でも事実は変わらない。どう足掻いても。

ってなったら、私は離れる選択をするんですよね…。さよなら🥦
プリンスは大好きなのに、本当に残念でなりません。
そしてバクプリの子達も、最初から針の筵に座らされるような登場で可哀想だなとすら思います。
6日経って、しかも炎上したのにチャンネル登録2000人に達していないとは…うーん…。

今回の件、穏やかに、心から喜べた人が果たして何人いたのか。
スタツアの売り上げはぬるぬる動く女の子に使われたのかなー…。
企業の限界も感じつつ、うたプリのプリンス達がどうか今後もなんらかの形で活躍してくれることを切に祈っています。 

私のくだらないお気持ち表明に付き合ってくださり、有難うございます。
プリンセスのみなさん、おいしいものを食べて、温かいお風呂に入って、ゆっくり休みましょうね。
今回はお疲れ様でした…。

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