2024/4/19

シオニ3日目。
この日、私達3人はチェックアウト。

順調に進んだバスは予定よりも早くトビリシに到着。

さぁ、3人で過ごした数日間の旅も終盤。

サトミちゃんは数日間トビリシに滞在後、国内西部のリゾート地、バトゥミへ。
アジちゃんは明日、主要都市のクタイシから飛行機で出国。

私は特に予定無し

出国して、アルメニアに行こうか。
いや、多くの旅仲間が勧めるバトゥミも…。

うーん。

決めた

アジちゃんを見送りに
クタイシに行こう

そうと決まれば、今夜は3人最後の夕食だ。
私達は同じ宿を取り、スーパーで買い込んだ食べ物を広げてささやかなパーティ。

サトミちゃんとは出会ってから約10日間。
初日の夜に顔を合わせた時は正直、その後一緒に行動するとは思っていなかった。
共有スペースで延々と電話をしていた彼女は所謂“他人と関わらないタイプ”だと思っていた。
それが翌日、意外にも一緒に歩いてくれた。

対照的にアジちゃんは初対面から話が弾んだがその後の日程上、すれ違うだろうと。
それが縁あって合流し、今に至る。

これらは海外に限らず何処だろうと有り得るが、それでもこういった意外な出来事が刺激になり、人生にメリハリが生まれる。
心が動かされる。
願わくばずっとそうでありたい、生きてる限り。

パーティを終え、アジちゃんは一足早くベッドに。

私とサトミちゃんは夜のトビリシ市内を少し散歩した。

彼女とは「バトゥミで再会するかも」なんて話しているものの、実際はどうなるかわからない。
旅は常に一期一会の連続なのだ。

宿前の公園に戻り、共に平和の在り方について話した。
お互いの朧気な今後の予定も。

またいつか、どこかでこんな会話が出来ればいいなと思う。