31. jesusswitchblade

【タイトル】
Nameless DEMO

【収録内容】
01. Susie Suicide
02. blind

【コメント】
無国籍でオルタナティブなゴシックを哲学する。
浮遊感のあるサウンドで観るものを亜空間へと誘う。

【音源レビュー】執筆者:ノハラユーキ(Cuicks)
邦楽に限定しないリスナーならば”jesusswitchblade”というバンド名から期待するのは
Jesus and Mary Chain+strawberry switchbladeだろう。

1980年代後半のシューゲイザー黎明期の、ちょっと不穏でディストーションギターが炸裂するバンドサウンド。
それに加えて、70's後半からのUKニューウェイヴのオリジネイター達が出してたキラキラシンセが演出する、甘い感じ。

まさに双方の良いとこ取りをしたようなサウンドである。
「Aメロ、Bメロ、サビで熱唱!」といった、いわゆる邦楽ギターロックにありがちな展開とはベクトルが逆であるため、本コーナーのラインナップの中で異質な存在だと感じるリスナーは少なくないだろう。

jesusswitchbladeは、そんな国境を越えた音楽の橋渡しになるような頼もしいバンドであるように感じる。

Twitterhttps://twitter.com/j_s_b_official
Facebookhttps://www.facebook.com/jesusswitchblade/
「Nameless DEMO teaser」https://youtu.be/fhFmZDyVqNY

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