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「だれも羨ましくない」嬉野さんの言葉の切れはし#242

私はね、この程度の人間だけど、
それでも自分のことが好きです。
だれも羨ましくない。
--嬉野雅道

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私はね、高校3年の時にいきつけの床屋の親父に、「あれ?あんた禿げるよ…」と言われたわけです。
私はそこから実に7年、引きこもりのようになって悩んだのです。

でも、あの床屋の親父のひと言さえなければ…とは、思いません。
むしろあの不毛な(禿だけにね)7年の中にこそ、自分がいたのだと今は思います。
私はね、この程度の人間だけど、
それでも自分のことが好きです。
だれも羨ましくない。
それは、あの7年があったからのような気がするのです。
7年もの間、私は、私にじっくりつき合ったような気がするのです。
--嬉野雅道(水曜どうでしょうディレクター)



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