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海外在住ひとりっ子 母の介護

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40代ひとりっ子の介護日記です。子宮頸癌末期の母を、ひとり自宅で介護しています。毎日、母の激しい痛みと戦っています。
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#海外在住

子宮頸癌の末期とは

看病や介護は、ある日突然やってくる。心の準備が整ってから始まるわけではないし、仕事ならある程度経験があれば、何かトラブルが起きても対処の仕方がわかっているけど、介護は、そうもいかない。 3年前に治療中が始まる時も、治療が始まってから、その後の経過中も、今のような寝たきりの状態になってからも、母の命に係わる決断を迫られる。れいのごとく、ひとりっ子なので、最終的には私が決めることになる。 母が子宮頸癌とわかってから3年以上、今も、次はどんなことが起こるのか知りたくて、ネットで

母の看病1カ月経過

1月25日に入院した母の主治医から、「このまま熱が下がらないと、意識がなくなる可能性があります。帰って来られますか?」と電話をもらったのが、1月30日、日本に到着した2月1日から毎日、母がいる病院に通って看病している。 母は、2014年の12月25日、パート先の和食レストランで倒れ、救急車で病院に運ばれた。年末だったので精密検査が翌年に持ち越され、2015年の正月明けの検査で、子宮内に7cmの腫瘍が見つかり、子宮頸癌4期と診断された。 私は当時からすでにアメリカで結婚生活