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ドミニオン戦術解説:礼拝堂起点引ききり

引ききりデッキを組むにはカード廃棄が大切です。ですからドミニオン屈指の廃棄カード、礼拝堂も引ききりデッキと相性が良いです。今回は礼拝堂から始まる引ききりコンボを見ていきましょう。

礼拝堂で引ききるときの注意点

礼拝堂は優秀な圧縮カードなのであっという間にデッキ枚数は5~8枚になるため、引ききることは容易に出来てしまいます。ただし圧縮が早すぎるため、引ききった時点で村系カードやドローカードの余裕がなく、引ききりの維持と金量の増加を同時に行わないといけないので、やや構築難易度が上がっています。

そこで大事になってくるのがカウンティングです。デッキが薄くなってくると今何金が出るのか、どれぐらい余裕を持って引ききれているのかが分かるようになります。それをもとにこのターン購入するカードを決めましょう。ドローに余裕があるときには銅貨の廃棄を1ターン遅らせるのも選択肢の一つです。

礼拝堂から組んでみよう

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まずは引ききりに必要な要素を確認しましょう。

引ききり4要素

獲得に工房が無い点に気を付けましょう。屋敷も廃棄してしまうので改築は使いづらく、市場で購入を増やす必要があります。

■序盤:圧縮しよう

初手のオススメは礼拝堂-密猟者市場)です。礼拝堂のような4ターン目までに絶対に打ちたいカードがあるときはキャントリップ(+1アクション+1ドローを持つカード)を初手に入れることで、打てない確率を大きく下げることができます。

礼拝堂は始めの1回はいつも通り全廃棄で大丈夫です。2回目以降も全廃棄が基本ですが、デッキ内の銅貨が1枚以下にはならないようにしましょう。1枚以下になってしまうと銀貨すら買えなくなってしまいます。

■中盤:引ききりを維持しつつ金量をのばそう

圧縮が進んだら引ききりを維持しつつ金量を増やしましょう。カードを購入するときは、次のターンも引ききれるか、引ききったとき何金出るかを考えて購入するようにしましょう。また、沢山金量が出ても購入が増えていなければ意味がありません。適宜市場を入れていきましょう。

次のように逆算して考えると何金必要かイメージしやすいかもしれません。

16金 属州2枚 or属州鍛冶屋
13金 金貨を足すことで16金に。残り7金は鍛冶屋 or 研究所
11金 密猟者密猟者or 市場金貨で次のターン13金以上
10金 金貨を足すことで13金 残り4金は鍛冶屋

■終盤:属州を買っていこう

16金2購入を出来たら属州を買っていきましょう。もしデッキのドローが充分でないのなら属州の購入は1枚にとどめ、残りのお金でドローカードや村を買って次のターンも引ききれるようにしましょう。

もし2金余ったら地下貯蔵庫を1枚買っておくと、属州を有効なカードに変えられるかもしれません。


今回のポイント

礼拝堂から引ききりデッキを組むのは強い
・次のターンをイメージして購入するものを考えよう

関連リンク

もっとひききりについて知りたいかたはこちら

ドミニオンについて詳しくなりたいならこちら

マガジン

https://note.com/urihari/m/md048fa88946d


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