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急須がある、ゆとり|形から入る料理の楽しさ

一人暮らしを始めた頃、急須を買った記憶があります。
こだわりの急須というわけではなく”とりあえず必要なもの”として、手頃なものを買いました。

でも、普段飲むのはコーヒーで、たま〜に紅茶。
出番を無くしたその急須は、いつしか姿を消しました(捨てたのかなぁ、あげたのかなぁ)。

家族が増えても、しばらく我が家に急須はなかったのですが、ここ数年で気に入ったデザインの急須と出会いがあり、今は3つの急須が我が家にあります。

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左:岐阜県のHAPPASTANDさんの急須
京都の茶葉も取り扱いがあって、そのお茶がまた美味しい!
茶葉に合わせた湯呑の形のバリエーションもあって、丁寧にお茶を楽しもうという気持ちにさせてくれるブランドです。

中央:POTPURRIさんの土瓶
お茶を淹れる用につくられた土瓶。素敵なカラーバリエーションとゴールドの取っ手の相性が好みで、久しぶりに手に取り購入した急須です。

右:南景製陶園さんの急須 白 墨貫入
今年の春のKomercoオンライン陶器市で購入した、萬古焼の急須です。中国茶の急須のようなコロンとしたデザインが可愛くて、購入しました。この急須でお茶を飲むと、和菓子を食べたくなります(笑)。

急須がある暮らしで、生まれたゆとり

私はコーヒー派
旦那さんは紅茶かハーブティー派
そんな二人が共通で飲むのが日本茶でした。

でも、しばらく我が家に急須が無かったので、日本茶を飲むことは無く。

そこに急須がやってきて生まれたのが、食後のお茶の時間です。

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お休みの日のお昼ごはんの後のお茶の時間。
この日はいただき物の玉露を入れました。

私はその時々で、羊羹やチョコレートなどの食後の甘いものや、お漬物などと一緒に食後のお茶をいただきます。

旦那さんはお茶のお供はなし。

食後のひととき、テレビを見たり、それぞれ本を読んだり、スマホを見ていたり。していることは違っても、食後に同じお茶を飲んでいると、なんとなく会話が増えて、気持ちがゆっくりしていく感じがします。

そしてふと、子供の頃も食事の後は、こんなお茶の時間があったなぁ…なんて思い出したり。こういう時間、いつからしなくなったのかなぁ。

急須がある暮らしを久しぶりに過ごしながら、
急須があることで生まれるゆとりに癒やされる今日このごろです。

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