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ベトナム生活日記 Week98

Happy Vietnamese New Year 2023!!

2021年ベトナムに来たのはテト明け。
2022年はほぼロックダウンのテト。
今年2023年は、やっとベトナムの普通のテトを迎えることができた!


街中ガラガラ!

今年の旧暦では昨晩1/21が大晦日の年越しで、今日1/22が元旦。

寒いからじじぃはどこにも行かず、家にいたんだが年越しと共にじじぃのマンションから見えるところでも花火が打ち上がっていた!


「花火って江戸時代から続く日本文化の象徴だとじじぃたちは考えているけど、世界中で打ち上げられる花火はどこで作っているんだろう?」


なーんて、50歳を過ぎてしまったじじぃは、ちょっとした疑問にも好奇心を持つマインドを忘れないようにしようというのが今年の抱負!


で、いつもはブーブー鳴らすクラクションでうるさい街も、昨日今日はこんな感じでほとんど誰も歩いていないくらい静か。

日本も30-40年前、じじぃが子供の頃は同じだったなぁなんて、昭和時代の日本を思い出す。


慮る(おもんばかる)のは日本のみ!?

遠慮、配慮、思慮、考慮、熟慮など

日本語にはこの慮るを使ったことばがあるが、これらのことばを日常生活で読み書きすることは多くはない。

でも、日本人のマインドとして、相手のことも含めて深く考えるというのは、モラル・マナーとして必要だし常識といっても過言ではないだろう。


しかし、この慮るということば。世界でも通じるのだろうか?Google 先生に聞くと「Consider」と教えてくれるんだけど、本当に意訳として日本人の感覚と「Consider」は合っているんだろうか?

もっというとベトナム語に「慮る」に該当することば・概念はあるんだろうか?

たった2年だけど、ベトナムに住んでいる感覚ではない気がする。もちろん、ベトナム人でも優しい人は大勢いるし、気配り上手な人もいる。

でも、圧倒的多数は、自分が良ければ良い、今日が良ければ良いという短絡思考な人が多い。

そんなことを考えていたら、Youtubeでおもしろい動画を発見した!

日本のカップ麺で有名、ベトナムではシェア50%以上だから日本以上に有名なエースコック社長さんのコメント。


「ベトナムは今日より明日が良くなると考える人の率が世界一」


これは納得した!

元々の思想として「今日より明日は良くなる!」って考えているなら、遠慮、考慮、配慮だの細かい気遣いなんかする必要ない!

逆に、失われた30年を過ごしてしまった日本人は、今日より明日は良くなるどころか維持するのが精一杯と考えている。

だから、本来日本人が持つ気遣いや深く考える文化である「慮る」が行き過ぎた結果、忖度になって停滞した社会に更に悪影響を出してしまっている。


郷に入っては郷に従え


じじぃも今年は慮るという日本文化ではなく、「今日より明日は良くなる!」というベトナム文化を重視してやってみよー!


経済成長=文化が変わる兆し!?

ということで、ベトナムハノイはテトで来週月曜日までお休み。

ほとんどのベトナム人は故郷の実家に帰って、家族と楽しい正月を過ごしている。

だから、冒頭書いたように街に人はほとんどいないし、当然ほとんどのお店が閉まっている。


しかし、昨日散歩中に通りかかったガソリンスタンドは開いていた!


そして、じじぃの家の目の前にあるピザ屋も元旦の今日も開いていた!

他にも、日系スーパー代表AEONも休みなく開けてくれているし、今日ランニングで通りかかったAha Cafeというベトナムカフェチェーンも開いていた!

政治都市で保守的と言われるハノイと違って、ホーチミンは旧正月でも開いている店は意外とあると聞いたこともある。


日本も昭和の頃は正月三が日は全部閉まっているのが当たり前だった。

同じ旧正月文化の中国人は、今や春節に世界中を旅するのが当たり前。


今後も経済成長が続いて、ベトナムが豊かになってお金持ちになったら、中国人みたいに海外旅行に行ったり、日本人みたいに初売りに行列したりするようになるのかもねー!


なんてこと考えながら、じじぃは明日からも自宅で日頃できないお仕事片付けまーす!笑

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