カフェのアルバイトで出会ったとある女性のお話_9
連続投稿9日目。
今日は友だちのカフェのお手伝いをしてきた。
普段ずっと座りっぱなしの生活なので、カフェで1日ホールの仕事をすると、帰り道では腰がバキバキである。
だけど、この疲れ具合が嫌いじゃなく、むしろ心地よい。そして鈍行電車に揺られて帰るこの時間が好き。
そのカフェには、月に1回程しか入らないので、基本的にアルバイトスタッフとは「はじめまして〜」になるか、「めちゃくちゃお久しぶりです〜」となる。
そして今日は、2度目ましての方とゆっくりお話しながら途中まで一緒に帰宅したのだが、その方がまたおもしろくて。おもしろくて。
年は私の母よりも少し上くらいの方で、これまで長年看護師のお仕事をしてきたのだけど、ひょんなことからカフェのお手伝いをしてくれるようになり、なんと来月で看護師をやめて、カフェメインで働くことになったのだという。
その方は「看護師ももう2年したら定年で辞めようと思ってたんだけどね〜。まさかこんなことになるとはね」と笑いながら話してくれたけど、その決断ってなかなかできることじゃないなと思った。
それでも「自分が動けるうちに、やりたいことやってみなきゃね」と言えるその方の強さというか、生き方がとてもかっこいいなって。
年齢とか、キャリアとか、そんなことは関係なく、誰になんといわれようとも、自分の人生を自分で切り拓いていく彼女の姿に、とても感銘を受けた1日だった。
はー、楽しかった!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?