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色の多様化:アナログからデジタルへ


アナログ的なグラデーション


このグラデーションのどこが赤なのか。
赤に分類される名称ができると、アナログだった赤のグラデーションが、デジタルのように分かりやすくなる。それはデジタルが0と1の二進法で表せるように、名称をつけで#FF00FFという数値を与えることで、誰でも再現できるようになった。

グラデーションに名称がつくと

以上のことから、アナログの赤のグラデーションに名称がつくことにより、赤の色が細分化されていく。始めは赤だけを理解すれば良かったが、多様化されていくと、多くの色を覚える必要となる。

多様化する現代

1986年には、赤﨑勇と天野浩により、青色LEDの発光結晶の窒化ガリウムが世界で初めて制作され、続いて1989年には青色LEDが発明された。

この青色発光ダイオードの発明により、光の三原色がそろうことであらゆる色が出せるようになり、照明やテレビ、携帯端末などに使用されている。

青色発光ダイオードの発明により、多くの製品が生み出された、特にスマホは人類をより多様化していった。
この多様化の現象は、色だけに限らず、思考や研究、哲学などあらゆる分野で広がっていった。

時代の経過

時代の経過と伴に、多様化していくということは、それだけ知識や価値観が増大していくのである。1人の人間の考える能力の数倍にも情報は増えていく。

IBMの報告によると、2012年時点で全世界の情報量は約2.5エクザバイト(1エクザバイトは10億ギガバイト)で、これは2005年の約150倍だと言われています。そして、その増加率は加速度的で、毎年40%以上増加しているとされています。

ChatGPTより

まとめ

現代では、1人の人間が覚えることのできる能力以上に情報が溢れている。限りある記憶力において、その記憶力を何に使うかが、とても重要になってくる。受験勉強や資格取得も記憶にインプットするウエイトの多くを締めている。

コレからの時代、なにを取捨選択して記憶していくか、取捨選択の能力が人間のスキルに重要になってくる。

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