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現場管理とAI操作の共通点

はじめに

田舎に移住してきて、そろそろ10年くらい経過する。しかし、今だに前職の現場管理の夢で起きることがある。納期遅れや作業ミスなどで、ゾッとして起きる。
夢だから良かったけれど、現実だと恐ろしい。しかし、その時のツライ経験から学んだ、仕事術が今の自分を支えている。
今回は仕事術について考えてみた。

仕事の流れ

現場管理の仕事を思い出してみると

  1. 仕事内容の説明(現場説明)

  2. 仕事内容の見積りを作成

  3. 作業準備(図面・指示書の作成)

  4. 作業準備(材料手配・確認)

  5. 作業準備(人員配置、工程作成)

  6. 作業準備(工具、重機手配)

  7. 作業指示(職人への現場説明)

  8. 作業開始

  9. 現場管理(現場確認)

  10. 作業完了確認

  11. 清算(請求書の作成)

以上が、小さな工事の現場管理の流れである。
中でも重要なのが、2の見積りを作成する(作業内容の理解)と7の職人への作業指示である。

見積りは、利益に直結してくるので重要である。
職人への作業指示も、作業効率など作業ミスが起こらないようにするため大切である。

作業指示の重要性

簡単な作業だからと、口頭だけの説明だと行き違い起きることがある。反対に、文章だけの説明だと、職人が文章を読まないことがある。どちらの指示のメリットとデメリットがあるが、1番重要なことは、誰でも分かるような指示であるかどうかだ。要点がわかりやすく。作業図や図面が見やすいことを心掛けていた。

職人への理解

そして、もう1つ重要なのはコミュケーションである。作業中に声掛けをしたり、職人と一緒に休憩をとったりして、相手を理解することである。
職人により得手不得手があり、説明の仕方にもコツがいるから、相手の性格などを理解する必要がある。

現場管理のまとめ

・仕事の内容を理解する。
・作業の指示がわかりやすい
・職人の特性を理解する。

ChatGPTとの共通点

現場管理の仕事術は、ChatGPTでプロンプトで指示するのと似ている。
職人の特性を理解することは、ChatGPTの特性や得手不得手を理解することと同じであり、作業の指示がわかりやすいことは、どちらも共通である。

まとめ

一見、現場管理とChatGPTのプロンプトに共通点は無いように思えるが、作業を指示するという面では共通である。そして、相手を理解して、わかりやすく指示することは、普遍的であり、人間やテクノロジーに対しても大切である事がわかる。

相手の立場に立って、相手の得手不得手を理解することは、作業効率や安定した作業を行ううえで重要である。相手を理解するコミュケーションは人間にもテクノロジーにも通用するのである。


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