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カースト下位だった学生が社会人になって新年度で思い出す事


学生時代がコンプレックスだった私の話。
中高時代、いわゆるカースト下位の人間でとっても狭いコミュニティーで生活をしてきた。学生時代、とやらは時が過ぎているので大概は懐かしいな〜美しいな〜という思い出として感じる人も多いが、私の中では正直思い出したくない部分が多い過去なっている。だいぶこじらせて、自分で狭い世界に入り込んで楽しまなかったツケかもしれない。
もちろんツラい思い出だけではない。部活も頑張ってたし、10年以上経つ今でも付き合いがある友達はいる。それでも、ふと脳裏に思い浮かぶのは覚えていなくても良いような苦しい思い出が多い。
学生時代なんてどうせ限られた期間一緒に過ごすだけの関係。無理に全部が全部繋がり続ける必要なんてない。
学生時代を卒業して数年掛けて学んだのは、きっと人生での楽しい時間や思い出に残る期間っていうのは、一人ひとりそれぞれ異なるという事。私にとってはきっと学生時代にそれが入らないだけであって、他に楽しい時間だったり時期があるはずだと思いたい。なんなら、子育てしている今の方が私の人生としては十分に充実しているし、楽しく私は笑っていると思う。そしてこれからも、それを更新したい。


新しい環境になる学生さん、まずは全てを決めつけずにフラットにラフに関わってみてほしい。戸惑っているなら戸惑ってる、自分はよくわかってないから教えての姿勢でいいと思う。全部決めつけてゴリゴリに固まった中で過ごしていくのはとっても寂しいしつまんないよ。

どんな色をしても青春は青春。それがあるから、今の私はとても今が楽しい。生きて楽しいと思える。もちろん自分の力でどうにもできないことの方が多いから、その時は周りの力を借りることも必要。だけど、力を警戒してカラに閉じこもるにはちょっと早いんじゃないかなと言う考えも持ってて欲しいよ、世界は広い。

自分の世界なんてほんのちょっとしかない。これからどんどん自分の知らない人と関わっていく世界になる。今はその予行演習だ。それぐらいのつもりで人畜無害に生きていけばいいと思う。味方をたくさん作るよりも、誰とも敵にならないことが平和に過ごすヒントかもしれない。

未来は絶望ばかりじゃないと知って欲しいちょっとだけ先輩の大人より

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