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容姿を褒めることのリスキーたるや

支援センターなどに行くと、全く知らない親子に出会いそこでいくつか会話をすることがある。
ありがたいことにうちの息子は褒められることが多い。
色白だね。かわいいね。イケメンだね。

ありがたく受け取っている一方で、私から相手の容姿を褒める事は無い。むしろ褒めないようにしている。もちろん、趣味の合う服装をしていた、などの場合は素敵だね!とはっきり伝える。ただ、シンプルにビジュアルを褒めている時は素直に受け取ってそこで終了。基本的にラリーはしない。

大人同士でも言えることだけど、容姿って自分がいいと思っても相手がいいと思っているとは限らないわけであって。褒めるにはあまりにもリスキーすぎると思ってしまう。
こちらがステキと思っていたとしてもそれをコンプレックスと思ってる相手は、はたして褒められて嬉しいか?という話。私なら、悪目立ちしてるのかな…と嬉しくないのが本音。

かつて私も一重がコンプレックスなことが災いし、相手が常に一重か二重で褒めたり褒めなかったりしたという失礼な時期がある。当時の私に悪気はない。今思えば信じられない…まじでやめて欲しい。黒歴史レベル。
でも裏を返せば、それだけ当時の自分には気になっていた部分なわけで。もうそこは現実と向き合いつつ、付き合い方を模索していくしかないと今なら思う。
美人な人に二重は確かに多いけど、二重だから皆美人ではない、という真実に気づいてからは、二重への執着を簡単に手放せた。



各々の好き、似合う、キレイ。それで良いんだよ。
誰かに褒められるのを待つんじゃなくて、自分で自分・我が子を褒めるが一番。我が子にもそうであってほしいから、私は他人の容姿を褒めない。

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