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あなたの知らないスケオタ界のお作法

昔から美しいものが好きです。
ミュージカルも映画も音楽もスポーツも、全力で表現をして自分を越えようと頑張る人を観ることが好きです。そして「強い」基準じゃなくて「美しい」「心が震える」「ドラマがある」ものに触れることが好きです。そんな私が今年初めて足を踏み入れたのは、フィギュアスケートの世界でした(そして、それはお金を吸い込む深い深い沼でした・・・)

たった2回だけですが観戦にも足を運び、そこで知った【お作法】があるのでメモ書きみたいにまとめてみます。

正直、自分が観戦にいくまでは【お作法】の存在は知りませんでした。 【お作法】自体は誰も強制もしませんし、ましてやそれ自体にハードルを感じなくていいものです。が、新しいこと&まったく興味がない世界を知るという事に冒険するようなワクワクさを感じてしまう性分な私は、知れば知るほど奥深い楽しみ方を感じています。その一端を少しだけご紹介します。

①お客さんは、お客さんにお土産を渡す

最初に衝撃を受けたのはこれでした。近くの席の人から、羽生くんの生写真だったり、ちょっとしたお菓子のセット(おせんべい2~3枚とか)が「よかったらどーぞ」って回ってくるのです。しかも、ちゃんとひとつづつ梱包して…!(マメ)お土産には、たまにTwitterIDとか入ってたりします(今どき)。もうこれは完全にファンコミュニティのひとつですね。
海外でも国内でも、なんなら人種すら問わず行われているのを目の当たりにしたので、次回の観戦あたりから私もチャレンジしたいと狙っています。でも、タイミングよく周りに配布する勇気がない・・・パーティ行ったけど声かけられないtoo shy shy girlばりに自信はない。

②好きな選手にはプレゼントやお手紙を渡す

普通にロビーにプレゼント受付用ボックスが用意されてます。そこに預けるとちゃんと本人に届くようです。紀平梨花ちゃんのプレゼントすごいな…。

あと、TV中継でよく見かけるリンクに投げ込む用の一輪挿しは、全日本もロシアでもロビーで売ってましたので、こだわりがない方は現地購入がいいかと(若干割高)。なんらロシアはプーが売ってましたよ。日本とほぼ同じお値段で。

パチもん・・・?(失礼)

③リンクにプレゼントを投げ込むエリアは決まってる

まぁ物理的にリンクに届く距離ってありますからねー。みなさん、外野的な席でもアリーナエリア(投げ込みOKエリア)まで移動して投げ込みます。
ちなみに、私が初めて投げた時は移動したにも関わらず、審査員席の機材に当たり、リンクには届かずでした。非力な女性は肩あっためるの大事!大谷くんだってやってるYO!!

バナーも掲出できるかどうかは大会に依るみたいです。そう考えると、国旗が一番汎用性が高いのかもしれません。端と端を両手でもって肩の高さで軽く振る、ぐらいが良いと思います。ただ、私は特大の国旗を買って苦労した(最後は叩き捨てた)ので、みなさまサイズ感にもご注意を。

実はいつか大漁旗のバナー作りたかったんだよな・・

④鉄道と同じく、観る専・撮る専・追っかけ専がいる

すごい望遠レンズで黙々と選手を撮影する方もいれば、入待ち・出待ちをされてる方もいます。ロシアでお隣だった男性は、選手名簿みたいなのを作っていて、それに点数を書き込んでました。
なんでもそうですけど、楽しみ方は人それぞれなので、大事なのは多様性を受け入れてお互い邪魔しない!!って事でしょうか。

⑤荷物と防寒は同時に制せよ!

これは【お作法】ではないのですが、屋内とはいえやっぱり底冷えします。靴はスノーブーツ系、服はいつもよりちょっと着込んだほうがいいです。ちなみに私が次回試そうと考えているのは、ウルトラダウンを膝掛けにすること。あれ、毎回持ってはいくんですけど着たことないんで・・・。

⑥いいオペラグラスは演技も客席もよく見える

これまた【お作法】ではないのですが、こないだ新しいオペラグラスを買ったらむちゃくちゃ衝撃で・・・「こりゃいいもの買ったわい2018年や!」と思ったので。

やっぱりTVでは決めたアングルからしか演技が見れないので、全然違う角度から演技を見れるって生観戦の醍醐味だと思うんですよね。
あと、フィギュアスケートって好きになるとコーチや振付師まで気になるようになりますし、そして・・・ごくごくたまに男子が女子の試合(逆も同じ)を見にきてることがあるので、関係者席までチェックしたくなります。



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