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ヨイチとマジルの名前の秘密

はじめまして。
通りすがりの客員教授、宮田真美と申します。

あと少しでパーフェクトシンメトリーになれたのに。
こう…「宮」の字のセンタージョイントがね!?





分かる人には分かるネタで始めてみました。
改めまして、
「生粋の小林賢太郎ファン」こと宮田と申します。

事前にお伝えしておきたいのですが、
ここでは「小林賢太郎」の敬称を略します。
不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、「職業としての小林賢太郎」という意味合いですので、ご理解いただけますと幸いです。


また、
ファンの間で最高傑作とも言われる作品の1つ、
「うるう」について盛大なネタバレを含みます。

というか、それがメインです。

未見の方は、
どうぞyoutubeを視聴後にお読みくださいませ。

※この動画の収益金は、日本赤十字社を通じ、能登半島地震の被災地支援に役立てられるそうです。
(2024年5月31日まで)


うるう、観ましたか?



観ましたね?




この先も、
ヨイチとマジルが一緒にいられたらいいのに。

いつもそばにいて、
笑って仲良く暮らせたらいいのに。


そんな気持ちでいっぱいになりました。




それにしても、この時の白髪…




とんでもなく似合っているなぁ、オイ!!!!



小林賢太郎も、将来こんな白髪になるのかなぁ~

と思っていたら、




マジでそうなりましたね。

とってもきれいなロマンスグレー。



本物のヨイチみたいで
「ご本人登場~~!?」

と叫び出しそうになります。

(まぁ、本人なんですけどね)





では、
タイトルに記載した通り、登場人物たちの名前について遠慮なく解き明かしていきましょう。




ちなみに、よくファンがあげているような

「もしかして、こういう意味じゃね?」

といった予想ではなく、

「間違いなく、こういう意味だ!」

という内容を記載します。


もし、ご自身で解き明かしたいとか
考察を邪魔されたくないとか
本人の口から聞くまでは知りたくないとか

そういったご意見の方は
ここでnoteを閉じていただければと思います。




「本人が発言していないことを公表するな!」

という方もね。


気持ちは分かります。

私も、各自が思うヨイチとマジルで良いじゃない。
そう考えて数年間、胸に秘めてきました。

仲良しの小林賢太郎ファンにも黙ってたし、
この先も、本人が発表しない限り黙っておこうと。




でもね と!


もう上演されることがなく、円盤も発売済み。
そのうえyoutubeで全世界に配信されたんだから…



流石に言っても良くなーーい?


私の中のネイノーさん
「許します」



私の中の織部さん
「誰かを許さなきゃ自分が許してもらえない」







上記のキャラや作品が好きな方ごめんなさい。

茶化している訳ではないのです。




うるうのことを書くのは完全に自己満だし、
誰かを不快にさせるだろうし、
何より本人に嫌われるかもしれない、

という恐怖もあります。



それでも、


声も顔も不器用なとこも人柄も作品も
ぜんぶ全っっっ部ひっくるめて
小林賢太郎のことが好きって気持ちを残したい。


なので、
この記念すべき閏日に書かせてください。





まずは「ヨイチ」について。

ここまで読んでくださっている方には
完全に不要な説明ではありますが、
ヨイチは閏年の閏日に生まれた「うるうびと」。

念のため、うるうびとを描いた作品のリンクを貼っておきますね。(chapter8参照)

※この動画の収益金も、日本赤十字社を通じ、能登半島地震の被災地支援に役立てられるそうです。
(2024年5月31日まで)




世界からたったひとり余ってしまった人間。

それが、うるうびと。




うるうびと = 余りの1

ということになるので、


余りの1 = 余一

つまり、



ヨイチ = 余一

ということになります。



「そんなことくらい、みんな分かってるよ!!!」

「偉そうに語っておいて普通のこと言うな!!」




はい。

すみません。


知ってましたよね。



サクサク続けていきます。



問題なのは「マジル」の名前。


初めてこの名前を聞いた時
皆さんはどう思いましたか?


私は正直、

「何だ、このキラキラネーム…」

と思いました。


あまりに珍しいネーミング。

なんだか小林賢太郎らしくない気もするし、
ちょっと違和感あるよなぁ~と。



まぁ、公演中は物語や演出の素晴らしさが勝るので
そんな小さな疑問や違和感なんかは吹っ飛び、
ただただ素敵な舞台に涙したんですけど。


けどね と!



いやいやいや見過ごせない。見過ごせないよ。

吹っ飛んでいった疑問や違和感、おかえりなさい!

ちょーーーっと落ち着いて考えようか。



今まで、あの小林賢太郎が何の意味もなく違和感を残すことなんてあったでしょうか。


私の知る限りでは、そんなこと1度もありません。


いつも脚本の随所に伏線を貼り、
忘れた頃に「あぁー!」と気付かせてくれる。

それは台詞だけでなく、
小道具・衣装・舞台セットを含めた作品のすべてに散りばめられています。

そのあまりの美しさに驚き、しかし声にはならず、
思わず笑顔や涙が溢れてしまう。


そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。




人の名前だって、その要素の1つですよね?

(とある作品が頭をよぎった方もいるはずです。)


なので、この「うるう」においても
マジルという名を「なんとなく付けた」はずがなく
「多分こういう意味だろう」で終わらせるのは
非常に勿体ないと思うのです。




さて、マジルの名前を解き明かす前に
もう一度だけ言っておきたいのが、
私が「生粋の小林賢太郎ファンだ」ということ。


もちろんラーメンズは大好きですし、
KKTVもKKPもカジャラも映画も全ての円盤を持っています。(自慢したい訳じゃないよ)

noteを購読しCDや本やグッズを購入し、
展示会や公演があれば地方であっても行くし、
本人が出演していなくても脚本・演出を担当していれば息吹を感じに劇場へ足を運ぶし、
配信チケットも購入して何度でも鑑賞するし、
愛用品の情報をつかんだら雪が降っていても探しに行きます。(怖がらないでね)



…と、この他にも書ききれないくらい、
小林賢太郎と作品に時間と愛を注いできたのです。



はい、重いですね。

想いが重いってやつですね。(やかましい)



でも、この重い想いがあったからこそ
解明できたといっても過言ではありません。


てか、実際そう。


小林賢太郎の「作品にしか」興味がない人には
きっとたどり着けないロジックなので。

ご本人にしてみたら
「たどり着かんでいいわ」な話かもしれませんが。



だから言うのをためらっていたし、
もしかしたら自分と小林賢太郎の他に真実を知る者は存在しないのでは…!?と自惚れたことを考え、
やはり勝手に言うべきではないのかも…


と、悩んだりもしました。



しかし、
私の中の悪魔(CV:小林賢太郎)が


「言っちまえよ~」とささやき、




私の中の天使(CV:小林賢太郎)


「言っちまえよ~」とささやいてきたので、



オッケー👌


そんな訳で、続けます。


((Q(・ω・Q)シャカシャカ シャカシャカ






とんでもなく長い前置きとなりましたが、
いよいよマジルの名前の秘密を解明しましょう。

というか「ヨイチとマジルの名前」の秘密ですね。

マジルだけでは成り立たない話なので。


先程、ヨイチの名前は余りの1から来ているため、
「ヨイチ = 余一」とお伝えしました。


これは間違いではありません

が、


それだけではないのです。



「ヨイチ」という名前、

よく見ると分解できそうですよね。



どう分解するかというと

「ヨ」 と 「イチ」。



つまり、



ヨ = 4


イチ = 1


です。



ヨイチ は 余一 であり、4 1 でもある。




はいはいはい、見えてきたよー。

数字にすれば良いわけね。




じゃあ~、マジルは~、


マ!
えっと、斜めにすると…1?に見え…る…?


ジ!
これはシ = 4 だから、4!


ル!

ル…ル…ル…

ルールルルルル ルールルルルル

きつね!

きつね、だから、コンコン。


コン…コン…ゴンぎつね!

ゴン = 5?



出ったー!出ましたーー!!


つまり…



マ ジ ル = 1 4 5






ごめんなさい。

間違えました。

よく、間違えます。



普通にフザケすぎましたが、
こうでもしないと約7年半あたためてきた気持ちを
コントロールできなくて…


しかし、
ここからは真剣に書き進めますので。
最後まで諦めずに読んでいただけたら嬉しいです。



一度、ヨイチの名前に戻ります。


ヨイチが41ということは先述した通りです。


この数字、どこかで見覚えがありませんか?




小林賢太郎ファンならピンとくるはず。



そう、彼の誕生日。



4月17日です。


数字だけを並べてみると
4 1 7


すると、数字の中にヨイチが見えてきます。

4 1 7 = ヨ イチ 7



でも、
これだけでは流石にこじつけッポイですよね。

「7が回収されてないじゃん!」




では、日付だけではなく
西暦も含めて見てみましょう。


小林賢太郎の誕生日は
1973年4月17日。


また数字だけを並べてみると、
1 9 7 3 4 1 7

と、なります。



さて、
ここでちょっと思い出してほしいのですが
小林賢太郎の特技といったら何でしょうか。


まぁ沢山あるのでしょうが、
一般的に広く知られているものとして挙げられるのは、おそらく下記の4つ。


■手品

■パントマイム

■ものまね

■アナグラム



マジルについては、

「マジック(手品)が好きだから」
とか
「マジック(手品)を使った演出があるから」
とか
「魔法(マジカル)みたいな世界観だから」
とか
「森と人の世界が交ざる、混じる、マジル?」
とか


そんなようなことを語られることが多いです。


私も何度か目にしたことがありますし、仲の良かったラークラさんも、似た考察をされていました。



確かに、そうした意味合いもあるかもしれません。


ですが、




これでは「ハッキリそうだ」とは言い切れません。

私は、「ハッキリそうだ」と言い切りたいのです。



答えを導き出すためには、
4つ目に書いたアナグラムを活用します。


もし可能であれば、手元に紙とペン、
それから鏡をご用意ください。

読むだけじゃなく、
実際に試してみると感動が増すと思います。



ご用意いただけましたかね。

ノンストップで続けて参りますよ。




1 9 7 3 4 1 7

からヨイチ(4 1)を除くと

1 9 7 3 7

が残ります。


テキストのままではイメージしにくいので、
画像を使って説明します。


※少しフォントを崩して書くと分かりやすいです。




この数字たちの見方を1つずつ変えていきます。



「1」は真っ直ぐに。



「9」は寝かせます。


「7」は逆さまに。

そして、
少し縦になるよう角度を調整します。


「3」も寝かせましょう。



最後の「7」も逆さまに。


で、

こちらは
角度調整しなくて大丈夫、

なんですが…


最初に出てきた「7」の方だけ
反転させる必要があります。


※鏡に映すと分かりやすいです。


逆さまにして角度調整し、
さらに反転させるとこうなります。




全ての数字の見方を変えたものがコチラ。




1 9 7 3 7 が、
なんとなくアルファベットに見えませんか?

(見えてほしい)


「1」→i

「9」→a

「7」→J

「3」→M

「7」→L


並べてみると、

i  a  J  M  L




で、

このアルファベットの順番を一部入れ替えると、
こうなります。





i  a  J  M  L  から、


M  a  J  i  L  になりました。






Ma …マ


ji    …ジ


l     …ル




マジル。


マジルはMajil でした。



つまり、

ヨイチ (4 1)

マジル(3 9 7 1 7)

=1973年4月17日


=小林賢太郎の誕生日



なんと、冒頭でお話した

「ヨイチとマジルがいつもそばにいられたら」
という願いは、とっくに叶えられていたのです。




2016年と2020年に
劇場で「うるう」を観ました。


名前の謎が解けてから
一層「うるう」が好きになりました。

「謎のままでいたかったのに!」
という方がいたら、本当にごめんなさい。

ご本人やファンの方々が大切に育んできた作品を、
勝手な解釈で荒らしてしまって申し訳ないです。



作品の中のヨイチとマジルは
森の中で出会い、別れ、また再会を果たします。

それは、
これからも作品内や私たちの中で続きます。

4年に1度しか訪れない閏年ですが、
彼らを想うのは毎年だって良いし毎日だって良い。


だって、小林賢太郎が存在する限り、
2人はいつまでも一緒にいられるってことだから。




そんな想いでnoteを書きました。

私からは以上です。


長く拙い文章を、
最後まで読んでいただきありがとうございました。

どなた様にとっても、
穏やかで愛に溢れた閏日でありますように。

((Q(・ω・Q)シャカシャカ シャカシャカ

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