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ブレストって、本当は良くないかも。もっとクリエイティブなアイディア創出法を身につけたい

仕事やプロジェクトでのディスカッション、ブレストの場でのアイディアが思うように浮かばないとき。
もしくは「いいね」、「いいね」と活発に意見が出てまとめに入りました。
「これでいいのかな」と思いつつも達成感はあるからメンバーも満足しているみたい。
このような経験があなたまあるのではないでしょうか?
私はそんなとき、同じ思考パターンに縛られがちで、なかなか革新的なアイディアが生まれないことに悩まされました。

アイディアが浮かばないときの葛藤

私の体験から言えることは、ブレストでアイディアを出すことは一つの方法であると同時に、その場に集まった人たちの知識や経験に制約されることがあります。ブレストの中では、同じ状況にいる人たちのアイディアに囚われがちで、新しい発想が難しいのです。
ここで、シーナ・アイエンガーが提唱する「Think Bigger」という書籍で紹介されている「箱の中」と「箱の外」の概念が魅力的に感じられました。

「箱の中」と「箱の外」の概念

「箱の中」は、その場にいる人たちのアイディアや知識、自分の会社や業界に蓄積された経験を指します。これはまさに、身近で手に入る情報や考え方の中にあるアイディアの枠組みです。一方で、「箱の外」は、他者のアイディアや異なる業界からの知識、未知の領域に広がる可能性を指します。

この概念を理解すると、アイディア発想がどれほど拡がるかが分かります。私たちは普段、「箱の中」で考え、情報を得ることが多いですが、これにとらわれずに「箱の外」を見つめることで、新たな発見や刺激がもたらされます。

「箱の中」の制約

「箱の中」には確かに知識がありますが、同時にそこには限定された枠組みや想像力の制約も存在します。ブレストがうまくいっても、実現可能性や問題の深層に迫ることが難しい場合があります。ここで、私たちはもっと広い視点から見る必要があるのです。

実はブレストが「それほどでもない」理由は証明されている

ブレストがクリエイティブはアイディアを創出しない理由として、「忖度」があげられる。こんなアイディア出してもな!と考えた経験があると思う。
それに、段々と付かれてきて、直前のアイディに乗ってしまう。私の創造的な発想をその場に提示しない。
等々、みなさんもお気づきの体験が数あるのではないか

「箱の外」の魅力

「箱の外」に目を向けることで、他者の異なる視点や未知のアイディアが手に入ります。新しい業界や分野の知識を取り入れることで、自分の思考が刷新され、クリエイティブで実現可能なアイディアが湧き上がります。

新しい発想法への挑戦

シーナ・アイエンガーの提唱するアイディア発想法は、まさにこの「箱の外」を重視したものです。具体的なステップを踏みながら、「箱の中」だけでなく「箱の外」の情報やアイディアにもアクセスすることが、より豊かで実現可能な解決策を見つける鍵となります。

これから先に

ブレストがダメなのではなく、より良い方法があることに気付いた今、私は新しい発想法を取り入れています。「箱の外」を探索することで、以前よりもクリエイティブで実現可能なアイディアを生み出すことができ、仕事やプロジェクトにおいて新たな展望が広がっています。

この著書には3つのツールが紹介されています。次回には、それらのツールについて掘り下げ、どのようにしてより効果的に活用するかをご紹介いたします。お楽しみに。

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