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事業子会社のスカイアークを株式譲渡しました。

本日、ファームノートホールディングスは、事業子会社であるスカイアーク社をフューチャースピリッツ社に株式譲渡いたしました。

スカイアーク在任中は大変お世話になりました。皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。

この写真は私が生まれ育った場所に作った初めてのオフィスです。この机と椅子も初めて買った物。いまだに本店登記はこの部屋に残してあります。

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スカイアークは私の青春そのものです。2004年に24歳で立ち上げた有限会社スカイアークシステム。20代をすべて事業に注ぎました。結果、沢山のお客様、パートナー、社員に恵まれここまで成長することが出来ました。

特に情報共有SaaSのSolanowaが大好評で、すでに数十万アカウントを発行しています。

16年間、ここまでやってこれたのは多くの人々に恵まれたことにほかならず、その中心にいたのが現社長の平栗さんです。

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この写真は渋谷に立ち上げた東京事務所の最後の日を平栗さんと。

平栗さんはスカイアークの東京拠点を立ち上げてすぐにジョインしてもらい、最も関係性が長い一人です。

平栗さんが事業を引き受けてくれたからこそ今のファームノートがあり、そしてスカイアークの大きな成長があります。

今回の決断は、スカイアークのさらなる成長と発展、そして平栗さんの社長としての成功を第一に考え抜いた結果です。

子供の幸せと成長を願わない親などいるのでしょうか。親は子供を自分のものと思い込み所有し続けることは出来ません。必ず子離れします。一抹の寂しさはありますが、私の人生の大切な時間を過ごしたこの場所だからといって執着するわけにはいきません。

スカイアークが働きのWell beingを追求するという「偉大」なビジョン達成のために、平栗さんとスカイアークの将来を話し合い、二人で決めました。

平栗さんは真剣に社会にWell beingを広げようと挑戦しています。スカイアークは会社という存在を超えて、すでにグローバルなビジョンです。その偉大な一社の設立に関わらせてもらい本当に幸せです。

フューチャー社はスカイアークの取引先でもあり、谷孝社長はこの時代を共に生き抜いた戦友です。スカイアークの不足している部分を補い、フューチャー社の足りない部分を補える最高の相互補完があると信じています。

両社の益々の発展を願いながら、筆を置かせていただきます。

関わっていただいたすべての人々へ。

心からの感謝を込めて。

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株式会社ファームノートホールディングス代表取締役、北海道帯広市在住。「世界の農業の頭脳を創る」をビジョンに酪農・畜産の技術革新を進めています。日本ベンチャー大賞 農林水産大臣賞受賞、日経ビジネス 次代を作る100人選出。農業や経営・マネジメント、発達心理学について書いています。