ダメになればなるほど良い
コカイン所持で逮捕されたピエール瀧さんの作品を「悪影響がある」「聴く価値がない」などと作品を断罪する人がいます。
それが正しいか正しくないかはおいとくとして、じゃあ私の作品は読む価値があるのかなと疑問に思うわけです。
私は「社会のクズ」とか「うんこ製造機」とか散々言われる立場です。はっきり言って、立ち位置は犯罪者よりも下だと言ってもいいでしょう。働いてないだけなのにね。
そうなると「ひきこもりの書いた文章なんぞ読む価値がない」と一蹴する人もいるでしょう。
でも、ちょっと待ってください。
かつて、子どもの生首を小学校の校門に置き、その口に手紙をくわえさせた事件がありました。手紙には「愚鈍な警察諸君、私を捕まえてみたまえ。(略)私は殺しが楽しくてたまらない」といった文章が書かれていました。
「酒鬼薔薇事件」とか「神戸連続児童殺傷事件」とか言われているやつです。
すごく話題になったこの犯人が出所して「絶歌」という本を出したのですが、amazonでは★1つの酷評ばかり。
その一方で、2万部売れればいいほうと言われる本の世界で、25万部というヒットを記録しています。
読者としては、「あの頭のおかしい事件を起こした人が書いた本はどんな内容なのか?」と興味が尽きないのです。
例えば、津山三十人殺しの犯人が本を出したら読みたくなるでしょうし、同じようにひきこもり歴50年の人が本を出したら読んでみたくなります。
冒頭のピエール瀧さんは薬物所持という比較的軽い罪を犯しました。それでも「市場から消される前に聴いておきたい」と作品の人気が上がったそうです。
「作者が異常なことをすればするほど、作品の価値(需要)は上がる」
これが私が導き出した結論です。
私が世間を騒がすような事件を起こしたらひきポスやnoteにアクセスが殺到するでしょうね。起こす事件にもよるけど、金銭的サポートしてくれる人も増えるかも。
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