今更の大掃除みたいな日記

もう滅多に更新しないって言った舌の根も乾かないうちにまた更新してますが(笑)、これを頭の中から追い出さなきゃと思ったので書いてる。頭から追い出さないと仕事に集中できそうになくて。んもう、やることいっぱいあるのに!



詳しいことは書かないほうがいいと思うので伏せますが、少し前に、不思議なことがあったんです。狐につままれたような話、と言いますか。普通そんなこと起きないんじゃないかと思うんですよ。

私にとっては完全に予想外の、突然転がり込んできたことで、悪いことでは全然ないです。私にとっては、ですが。


それはある人に関することなんだけど、その不思議なこと自体にその人はかなり間違いなく関与してないだろうし、きっとそんなことがあったなんて知らないと思う。

でも、その人に関することだからこそ、それは起きたとしか私には思えないんです。

誰かが、私の心の奥の願いを叶えてくれたのではないか、見えない何かが。こんな都合のいい話、普通は起きない。しかもピンポイントで、その人に関して、今の私に無理のない範囲で、突然。


ほんの時々だけど、何故かそんな風に、誰かが糸を結んでくれたとしか思えないことがしばしば起きる相手が人生にはいるようです。

似たようなことを感じてきた人は過去にもいました。少しだけ、ほかの人より自分との縁が強いと思われる相手。でもその縁は、特別な間柄だから結ばれているとは限らない。

過去にそれを感じた人はかなり間違いなくそんな相手でしょうから、今話に上げている人もそうなのだろうと思ってはいます。


けど、この人の場合は、過去に似たようなことを感じた相手とは、また少し事情が違ってもいるのです。



私はあえて気が付かないフリをしているけれど、その人はたぶん、時々私のことをチェックしているはずです。それをほぼ確証することがあったので。

気が付かないフリをしていると言うよりは、確証がないので気が付かないフリをするしかない、というのが本当のところで、今回の件もほぼ確証したとは言っても、その人自身が私をチェックしたからではないかもしれません。けど、さすがに無関係ではないと思います。


チェックしている理由はおそらくその人自身のためで、私のためではないというのが考え方としては自然です。その人自身のためであれば、それはだいたい説明のつく出来事だからです。その点については、特に疑問を差し挟む余地はないかなと思います。

ただ、私は長い間、その可能性すらあまり考えてはいなかったのですが。


その人自身のためなのであれば、偶然にしては不思議だな、と思った出来事の目的もなんとなくわかります。わかるのですが…。

偶然にしては不思議。そのレベルや頻度が、「その人自身のため」の範疇を超えてるような気がする。だからずっと不思議でした。おかしくはないんだけど、だからってそこまでするだろうか。


じゃあ、その人はなんだってそんなことをしているのだろう。


その人がどれだけ演技が上手いとしても、瞳の表情や顔色まではおそらくコントロールできない。あれはあの人の無言の、そして無意識の本音。もちろん、その真意までは掴めないし、おそらく本人はそのことを覚えていないのだろうけど。


あれが本音だとしたら、理由はひとつしかない。


けど、私が勇気を振り絞って投げたボールをその人は返さないし、返さないどころか泥水の中に捨てているような気さえする。

じゃあ、やっぱりあの本音は私の感じたところのものとはまったく関係がないはずだ。すべては全くの偶然で、せいぜいがその人自身のためでしかない。そう考えるしかないのです。


ですが、ここにもうひとつ、ずっと不思議に思っていることが重なってきます。


データを、数字を整理していくと、私の本音がどこにあるのか、探し出そうとしているんじゃないかと思われる人物がいる。そしておそらく、ほぼそこに辿り着いている人物がいる。

私が誰と会っていて、誰を想っていて、誰と未来を見つけようとするのか、とても気になるらしい人物がいる。

そしてそれらのデータは、ある特定のデータとほぼぴったりと重なっている。

ある人物にしか関わりのないはずのデータと。その人物は…。


けれど、その数字には名前がない。だから、誰なのかわからない。

ほぼ重なってはいるけれど、「その人物」とは限らない。

しかも、その人物であることを確定させることができるはずだった実験がどうやら失敗に終わっている。

「その人自身のためのチェック」であっても、一定の成果が得られるはずだった実験に、成果が出ていない。ほぼその人だと確証できる出来事があったのに。矛盾が起きてしまっている。


あの表情があの人の本音なら、あの人は私の本音を探し出そうとするだろう。探し出して、気がついてほしい。でも、あの人以外は気づかなくていいし、そうには見えないようなところにしか本音は置かないように。

それじゃわかりづらいからって、その人にだけは確実に伝わるようにしたはずの本音は、どうやらまったく本人に伝わっていない。伝わらなくて良かったかも、と思ってもいるけれど。


じゃあ、この「私の本音」を探り出そうとしている人は誰なのだ。その人物にどの程度かわからないけれど関わっているであろう人間は。

こんなにも紛らわしい足跡が存在するものなのだろうか。神様というのは本気で意地が悪い。



この人は、ほんの少しだけ強い縁があるだけの、人生の一瞬にすれ違っていく人物なのか。それとも、私にとって本当に、特別な人物なのか。


その答えがほしい。


まったく関係ない人物に、私の本音なんて探られたくない。

その人の本音も見つけ出したいけれど、どこにあるのかわからないし、投げ捨ててしまったように見える時点でそれが本音ではないかと結論を出さざるを得ない。投げ捨てられてしまっているなら私にはもう何もできないし、終わらせてしまいたい。

なのに、私を惑わせる偶然の一致はいつまでも続く。


いくら考えても、わからない。



昨日も書いたように、私の未来には今度こそ誰かがいるようで、どんなに遅くなっても、それが誰なのかは今年中にはだいたいわかるんじゃないかと思われます。たぶんね。

きっと、私の疑問の答えも、もうすぐ出るはずだ。すれ違っていくだけの人だったのか、そうでないのかが。

もしすれ違っていくだけの人であったなら、途轍もなく紛らわしい人物の正体は霧に包まれたままになってしまうのだろう。それはかなりスッキリしないけど。


私はすべてではないけれどちゃんと宛名を書いて紙飛行機を投げているのに、その人の投げる紙飛行機は一度も宛名がなかったから、私に向けて投げたのかどうかなんてわからない、どんなにそんな風に見えたって。私に投げてくれたんだ、とはっきりわかったら、私はもう一度自分から接点に向かっていこうと思うけど、そうでないのなら、このままそっと待っていようと思う。


私にもその人にも関係あるようでないところから急に偶然が転がり込んできたように、この人がすれ違っていくだけの人ではないのなら、ボールは勝手に転がりだすはずだから。


探しに来て、くれるだろうか。

あれはほんの少しだけ、探してくれたんだろうか。


たとえ、君がすれ違っていくだけの誰かだったとしても、あの日君の中に見つけた、きれいな光のつぶては、幻じゃなかったと思うから。それならそれでいいんだと、そう思う。

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