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やっぱり「会う」って偉大

ライターを始めて、4年半を過ぎた。
ディレクターも採用もやっていたので、テキストでコミュニケーションを取っていたライターさんは1000人を超える。
(チャットワークのDM数えたから間違いない)
でもなんか、変な話なんだけど
最近やっと自分以外にもライターさんが「居る」ことを実感している。

私が個人のライターアカウントを持ったのは実はかなり最近で
今年の4月末から。
この頃は勤めていたライティング代行会社でやってた講座の第1期が終わって、第2期に向けて準備をしていた頃で、第2期の集客もしつつも
代行会社を辞めたあとのことも考えていた。

ライティング代行会社でコアメンバーとして働き始めてから
初めて会議などで「他のライターさん」と顔を合わせた。
代行会社の方針には疑問を抱きつつもなかなかやめられなかったのは
やっとできた「他のライターさん」とのつながりがなくなるみたいで
寂しかったせいもある。

だから、別でつながる手段を作っておこうと思った。

つながってみると、当たり前だが仕事で会うよりさらに楽しかった。
そうなると仕事のつながりは仕事そのもので選ぶべきだなと思えて
7月であっさり代行会社をやめた。

8月久しぶりに講師でも採用担当でもなく「ライター」に戻って
他のライターさんと対等に交流していると
周りから変わり者扱いされていた「文章を書くのが楽しい」という気持ちを
同じように持っている人がいっぱいいて、とにかくうれしかった。
最近はさらにニッチな「理系なのに文章を書くのが好き」という人たちとも出会えた。初対面でも盛り上がったのは似た波長を持つからだろうか。

フリーランス同士、マウンティングみたいなのとか仕事のとりあいとかあるのかと最初はおびえていたのだけれど、フタを開けてみれば、一口にライターといってもみんなやってる仕事はばらばら。
取り合うほど、仕事は共通していない。
ただみんな「文章を書くこと」に真摯に向き合っているという共通項があるから「仲間」みたいに思える。

私がまともに仕事してこなかったというのもあると思うんだけど
こういう感覚を持ったのは大人になってから初めて。
学生時代を終えてから一番「自分と合う人」と付き合えてる気がする。

今日はコミュニティのランチ会で、顔を合わせていろんなことを話した。
こういうのを1回やるとテキストコミュニケーションの限界を思い知る。
表情、しゃべる速さ、声の大きさ、画面越しでも得られる情報量が段違い。
何に興味があるのか、逆に興味がないのか、すぐにわかる。
ライターさんの話はどれもおもしろくて、為になる。聞き役でも楽しい。
話が盛り上がってくるともっと楽しい。

ただ、1人と盛り上がっちゃうと、他の人が全員聞き役になっちゃうのが
オンラインのつらいとこだなぁとも思う。
実際の食事会なら、2:2が複数とか、1:1が複数とかでも盛り上がれるのに。

やっぱ、会いたいなぁ。画面越しじゃなく。
多分お酒なくてお茶だけとかでも
お酒飲んだレベルに盛り上がれる自信がある。

先日のライター交流会で、たまたま隣駅のライターさんと出会えた。
案外近くにライターさんは潜んでいるのではと期待する。
でも今年は偶然を待つ姿勢だけじゃなくて
がんがんみんなに会いに行きたい。

2024年は、いろんな人と生で会うぞ。

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