愛犬との日々

別れとは突然にやってくるもので2023年1月愛犬がこの世から旅立ちました。

愛犬との出会いは中学3年の5月

その年の担任はスクリーンを使ってよく授業をする人で毎授業犬の話と息子の話をしてた。
中2の2月から教室に行かなくなって中3も初めの2週間くらいしか教室に行けなくて、学校に行ってる日は教室とは違う部屋にいた。
よくいろんな先生に話してもらってたうちの1人が担任だった。

「みみちゃん犬飼ってみたら」

当時まだうつだと分かってない時、担任がかけた軽い言葉。誰かからの愛情を欲していた時。自分の感情を失っていた時。一匹の小さな命と出会うきっかけとなった。

ペットショップで出会った君は真っ白で本当にちっちゃくて他の子犬が店員さんに沢山構ってもらってる中のそのそだらだらしてたね。抱っこさせてもらった時、ひと鳴きもしなくていつの間にか寝ちゃって犬を色々探そうとか言ってたのに初めて行ったペットショップでこの子だ!って君が引き寄せてくれたね。

マシュマロのようにふわふわのマロ。
世界で1番可愛くて仕方がなかった。

お家に来てからはあのペットショップにいた時の落ち着きはどこいったって思うくらい元気でいっぱいいたずらして、いっぱい遊んで、いっぱいお昼寝したね。

親に怒られた時、私の隣に来て急に座ってくれた。その時情緒不安定な私はとても安心した。こんなちっちゃい子に守られてるんだって実感した時だった。


夜0時過ぎ突然の発作は夜間救急に行っても治らず翌日10時ごろ病院の診察中に亡くなりました。
小さな体で何かを踠く姿は苦しく見てならなかった。泣きながら名前を呼ぶ事しか出来なかった。それでも最後まで生きようと頑張ってくれた。

愛犬が亡くなって1ヶ月以上経った今、何回かに分けて書いた文章になります。文章の情緒にズレが出てしまって読みにくいですね。私もそう思います。でもこの文章を書くと自然と涙が出てきてしまう。平気なフリしているけどずっと寂しくて仕方がないのかもしれません。私の思ってる以上に愛犬が心の支えだった。

愛犬を飼っていた時たまに思う事がありました。それは私のわがままからこの子を受け入れたことは家族にとってよかったのか。この子はこの家に来てよかったのか。
でも自分の両親のお葬式でもほとんど泣かなかった母がずっと3日間ほど泣いてた。普段11時には布団に入って寝る父が朝まで亡くなった愛犬の側で泣いていた。愛犬を飼ってしばらくずっと反対していた姉が夜間救急も翌日の病院もずっと寝ずに付き添ってくれた。家族にしかわからない普段だったら絶対にしない事で溢れていてみんな溺愛していたんです。みんなに愛されてたこの空間に居てくれて幸せだと思ってくれてたらいいな。

ずっと可愛くて人懐っこくて、ちょっと頭は悪いけどイタズラばっかりして、怒られたらなんですかって首傾げて、絶対可愛い写真は撮らせてくれないそんなマロが大好きです。
世界一可愛い弟です。いっぱいありがとう。

なぜか私の部屋なでくつろいでたマロ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?