謹製☆うさちーむ

北海道石狩市で3D切絵とてづくり絵本をつくっています おおしま国際手づくり絵本コンク…

謹製☆うさちーむ

北海道石狩市で3D切絵とてづくり絵本をつくっています おおしま国際手づくり絵本コンクール受賞 (2014年奨励賞・2020年銅賞・2021年入選) 世界に一冊だけの本・展(函館)毎年出展 石狩市花川北コミセン毎年6月と12月グループ展 「干支レースよーいドン!」出版

最近の記事

パの解釈

コスパ(コストパフォーマンス)やタイパ(タイムパフォーマンス)などの言葉を耳にする機会が増えた。 流れる時間が加速し続けていて、短時間で沢山のことをするのが得という風潮を感じる。 私も効率的なことが好きな性質なのだが、なんだか違和感を覚える… そんな時ふと目にした本の帯に 「効率を求めるなら生まれてすぐ死ぬのが一番」みたいなことが書かれていて。 「そうか、確かに!」と思わず笑ってしまった。元来非効率的なヒトというものに生まれついたのに(生まれついたからこそ?)効率を求めすぎ

    • 占い🔮=答え合わせ

      深刻な悩みは無いのですが、久しぶりに占いを受けてみました☆ まあまあ長く生きているので生年月日や名前データを元に言われることは何となく分かりながら…ただ今回感じたのは、対処法のアドバイスに「もうやってる…✨」と思えた事。 悩んだ時に心を癒やす入口は 宗教、スピリチュアル、推し活、、、 何でも良いと思っています。 ただ出口だけは「自立」であろうと努めてきたので、今回の占いは答え合わせのようで新鮮なトキメキを感じるひとときでした。 データ占いからは卒業かな〜🎓🌸✨

      • 御朱印の台紙を切り絵で作るというご依頼が来ました⛩️ とても有り難い今年最後のおしごと✨

        • 贖罪かしら?

          切り絵が好きで、やり始めると取り憑かれたように作業する。カッターでカタチを切り抜いていくのだが、細かいね〜、目を大事にね〜。とよく言われるし自分でもそう思う。 お年頃で視力も下がってきてるし、1ミリ以下の線はやめようと決めた時期もあったが、ピッタリくる感じを求めるとどうにも細かい線になってしまう。 現世で得意なことは過去世から持ち越していると聞いた。コレ系の事をやってたのは間違いなさそう。 切り絵してる時の心境から、過去世を少し深掘りしてみると、なんだか祈りを込めている。細

          自分の死んだ後の世界が良くなるように、と考えて動けば少しマシな世界になるかな? 問題を先送りしてばかりいちゃダメなのは確かだよね。 今ここで生きている自分と同じくらい、誰かを大切にできれば良いな。今隣にいる人とか、ご先祖様とか、未来を生きる見知らぬ人とか人に限らず環境とかも。

          自分の死んだ後の世界が良くなるように、と考えて動けば少しマシな世界になるかな? 問題を先送りしてばかりいちゃダメなのは確かだよね。 今ここで生きている自分と同じくらい、誰かを大切にできれば良いな。今隣にいる人とか、ご先祖様とか、未来を生きる見知らぬ人とか人に限らず環境とかも。

          来世、彼はきっと天使になる

          公演中の体調不良、彼はそのままステージに戻ることはなかった。 ここが私の墓場、と歌っていた言葉のとおり最期の場所がステージなのだから殉職と言って差しつかえないのではないだろうか。 ステージで唄いながら、彼は歌の世界に没入する。 時に怯えた心の内の主人公を唄い、時に強靭なメンタルの主人公を唄い上げる。殺したいほど誰かを愛したり、自ら命を絶つほど閉じこもったりする。女にも男にも子供にも人魚姫にもなる。 コロナ禍を経てライブできる事に感謝しながらも、戦争に心を痛める彼には厳しい

          来世、彼はきっと天使になる

          +2

          点描アート「フラワーオブライフ」

          点描アート「フラワーオブライフ」

          瞑想しよう☆

          日本では自分の評価を他人や収入額に委ねて生きるのが普通の感覚。 人からの評価で人生の総収入額も変わってしまうし、沢山稼ぐ🟰スゴい人とみなされている。 他人の評価に囚われると、いろいろな関わりの中で、自分が分からなくなることもあるのでは。 自分という存在はただ独り。自分の感覚を分かっているのも自分だけ。 あたりまえだが忘れがちになる。 家族の中では妻や母だったり、収入的にはどのランクとか、世界の中では日本人であるとか、実家に帰れば娘でもある。 人と関われば関わるほど自分軸

          天使にラブ・ソングを2

          最近テレビの再放送で目にしたこの映画 折り合いの悪い母と娘が登場して 最後はステージを観に来た母が娘を許し抱き合う場面 当時子供だった私の目には羨ましかった 我が家ではあり得ないことだったから 「ドラマじゃあるまいし」と母は言うだろう 子供の頃からドラマティックだった私は 母との違和感をすでに感じていたのかも ずっとずっと感じていて でも親の放つ気って子供には強くて はじかれながら生きてきたけど やっぱ私はドラマティックが好きで はじかれたまま行きたい

          天使にラブ・ソングを2

          元気顔

          19歳の時にできた大好きな友達。 卒業して離れても数年に一度は会えてた。 彼女が病気になるまでは。 長く長く出口があるのか分からない時間。悲しみというよりは捉えきれず、やりどころの分からない感情。 そして46歳、やっと会えた。 彼女の顔は全く変わっておらず、すぐに学生時代の感覚に戻り、ほんの数時間を過ごした後また会える事を確信して別れた。 少しして気付いた、やりどころの分からなかった感情の正体。「また彼女に会えると思って良い」を封印した感情だったらしい。 心は絶対にまた

          優しい街

          久しぶりに東京に行った。 電車に乗り、駅に降り立ち、街を歩いた。 当たり前だけどたくさん人がいる。 そして気づいた自分の変化。 学生の頃2年間だけ東京に住んでいて 北海道から出てきた私は人の多さに辟易して 電車も駅も街も嫌いだった。 あの頃は、すれ違う人と自分との共通点なんて無いと思ってた。思う余裕も無かった。 私は私、他人は他人。マイナスを被らないようにだけに心を使っていた。 今回の旅では人々が同志に思えた。 都会に住んでいようが皆、幸せを求めて生きる人間。それぞれの思

          有言実行ってなんだかプレッシャー。不言実行の方が気が楽。って思ってたのは、実行した後の評価が怖いからだったみたい。有言だろうが不言だろうが、実行するのが一番大切なわけで。その後の評価は気にしない自分になったら結果が芳しくなかった事は覚えてない。でもきっと無意識で身になってるはず。

          有言実行ってなんだかプレッシャー。不言実行の方が気が楽。って思ってたのは、実行した後の評価が怖いからだったみたい。有言だろうが不言だろうが、実行するのが一番大切なわけで。その後の評価は気にしない自分になったら結果が芳しくなかった事は覚えてない。でもきっと無意識で身になってるはず。

          見てる世界が180°違う母と娘の世界が少しリンクした話

          昔から母とはウマが合わなくて。でも子供的には喜ばせたい、と思って努力してた幼い頃。努力届かず関係が崩壊した思春期。早送りして中年を迎えた今、出来ることといえば、素のままの自分を丁寧に伝える作業。 二人とも粗悪な人間ではないのだけれど、私の欲しいものを母は持っていなかったし、私も母の思い通りにできなかったせいで関係が歪んだ。 口語での自己表現が苦手な私と、未知なものを受け入れたがらない母。ある日私は不得意の刀をたずさえ果敢に母に挑んだのだが、素振りの時点でシャットアウトされ

          見てる世界が180°違う母と娘の世界が少しリンクした話

          すべて手放したその後に

          手づくり品をたくさん作ってきた。 初めは自分のためだけに作り、今も宝物のように所持している。 最近少しずつ人からの依頼も受けるようになり依頼品と分かっていながらも、完成した時には作品を手放すのが惜しくなる。 出会って数週間から数ヶ月、ほぼ毎日顔を合わせて偽りなく気持ちを確かめあってきた同士とお別れする様な。 しかし作品的には、お別れの後が本来の役目。しっかり果たせますようにと祈りを込めて送り出す。 作品が渡った先の依頼者さんから感想を頂き、喜んでくれていると確認できた

          すべて手放したその後に

          心の荷物の下ろし方

          若い頃は色々なことに腹を立てていたし、 大人や社会を疑いの目で眺めては不満と不自由さにもがいていた。 世界中のほとんどの事象が、自分にとっては価値のないものに思えて視界は灰色だった。 同年代の子達は脳天気に輝いていて、馬鹿なのかな?と本気で思ってた。自分にはとても真似できないし真似したくもなかった。 今思えば、疑いや不満は自分自身に対する感情だったのかもしれない。自分の本心と現実とのギャップがあり過ぎた。 きっと脳天気にキラキラしてる方が幸せだって分かっていながら、でき

          心の荷物の下ろし方

          遺言=結い言

          オーダーメイドで絵本を作っている。 依頼者から文章をいただき、こちらで絵を付け製本してお渡しする。 先日、お孫さんへの想いを綴った依頼があり、ヒアリングでの「遺言じゃないけど…」の言葉に深く共感した。 私自身もオリジナルの絵本を作るときはそんな心地で作っている。素材である紙は、何かハプニングで燃えてしまったりしない限り、私より長くこの世界に存在し続ける。私が手出しできなくなってしまった世界を空から眺めた時に何を伝えたいか。遺された人たちに伝えたい言葉を絵本のページに閉じ込め